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味わい深いレンズを入手してしまいました。。。

なんというか、タイミングがいいのか何なのかなのですが、突然steel rim reissueを入手してしまいました😅
この連休で、曇り空ではありましたが、使い込むことができたので、noteにしました。

ここに辿り着くまでの検討

現在の装備としては、GR3の28mm、寄れないSummilux 50mm f1.4 asphの組み合わせで撮っていて、そんなに困ってはいなかったのですが、寄れるレンズが欲しいなと。さらに防塵防滴で多少の雨・雪でもスナップできる装備が欲しいなとぼんやり思っていて、X100Vがリニューアルされる噂が年明けから出始めていたので、X100Vの後継機がいいかもと思って、リニューアル前のX100Vを借りてみました。
で、使えば使うほどに、今の自分のスタイルには合わないなというのがわかってきてしまい、買う気満々だった気持ちが落ち着いて、やっぱりSummicron f2.0/35mm ASPHかな?でも、寄れないし防塵防滴でもないしってことで、
一旦白紙だなーなんて思ってたところ、ふとこのnoteが目に止まりました。

Leicaの35mmってSummiluxだと寄れる35mmがあるのですが、まー高いんですよね。。で、買うならスナップ主体だし、Summicronの35mmだろうなーと思ってたのすが、復刻版の35mmは最短撮影距離は1mと寄れないけど、最新のSummiluxよりは安い。
開放はオールドレンズな写りってことで、難しそうだけど、おもしろそう。さらにF1.4の明るいレンズなのに小さい!
MOJA MOJAさんのnote読んで一気に欲しくなりました 笑
寄れないし、防塵防滴でもないんだけどね😅

steel rim reissueとは?

このレンズのことを全く知らなくて、突如MOJA MOJAさんのnoteで知ることになり、いろいろ調べてみました。
1961年に発売されたレンズの復刻版ということで、最近のレンズとは違ってオールドレンズのような写りになるということがわかりました。
Leicaのサイトには以下記述がありました。

「ライカ ズミルックスM f1.4/35mm」は1961年に世界で最も明るい広角レンズとして写真の新たな基準を打ち立て、その卓越した描写性能を通じていまなおインスピレーションを与え続けています。特に絞り開放では、デジタル編集では表現しづらい独特の幻想的な雰囲気を生み出すことができます。

絞り開放時の独特なボケ味と周辺の減光によって「true king of bokeh(ボケの王者)」とも称される「ライカ ズミルックスM f1.4/35mm」。逆光のシーンで絞りを開放にすれば、意図的にレンズフレアを発生させることができ、クリエイティブな表現に活用することが可能です。F値を小さくすれば歪曲収差はほぼなくなり、きわめてシャープで歪曲収差もない端正な描写が得られます。その描写は現代に求められる高い画質レベルにも十分に達しています。

ライカ ズミルックスM f1.4/35mm

MOJA MOJAさんの写真からも、開放の描写の印象的な写りと絞った時のパキッとした写りを表現されてるのを見て、ますます気になってしまいました。
で、一番利用する新宿のカメラ屋さんの中古を見てもなさそう。そもそも新品もお取り寄せになっている。
さらにLeicaのオンラインストアでも在庫がなく、ざっと見た感じ、しばらく入手はできないような雰囲気があったので、気長に待つつもりで、注文しました。

注文した翌日に発送連絡が来る・・・

Q3なんかも結構入荷まで時間がかかるみたいだったので、数ヶ月待ちかな?と思ってたところ、注文した翌日に、発送連絡が来たので、正直何かの間違いかと思ったのですが。。
届いてしまいました。サイトにはお取り寄せってなってたのに。。
たまたま注文と同時に入荷したのかな?

お馴染みのマップカメラの箱

ぶっちゃけ安い買い物ではないので、いろいろ戸惑ってしまいましたが、来ちゃったものはしょうがない😅
連休前に来たので、この連休は楽しむことにしました。

まずはモノクロで

独特な表現ができそうなレンズなので、それを実感するためにも最初はモノクロ開放でいろいろ撮ってみました。

いつもの駅のホームから
周辺のハイライトの滲みが特徴的
夜は光が滲んでブラックミストっぽさがありますね。
周辺減光のおかげで印象的な表現になりますね

続いてはカラーで

夜はもうブラックミストいらずですね。

ついつい開放で撮りたくなります。

周辺の減光とハイライトの滲みのおかげで、ノスタルジックな雰囲気が出ますね。

ちょっと絞ると一気に表情変えて、パキッと写ります。
オールドレンズの表情と現代のレンズのようなパキッとした写りが表現できてめっちゃおもしろい。
さらには、太陽に向かって開放で撮ると虹を発生させることもできちゃいます!

ポートレートでもピントをあえて外したこんな表現ができちゃいます。

ポートレートだと1mまでしか寄れないので、もうちょい寄りたいなって場面はありましたが、M11だと6000万画素で撮っといて、トリミングしちゃえばいいなって思いました。

結局、寄れなくて防塵防滴でもない装備を購入してしまいましたが、満足度は高いです。恐るべしLeica。

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