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オープンAIが日本進出 東京オフィス立ち上げ

米オープンAIは、対話型生成AI「ChatGPT」を開発した企業で、15日に日本法人の設立と東京オフィスの開設を発表しました。

東京オフィスはアジア初の拠点となり、日本での採用、法人セールス、カスタマーサポートを展開する予定です。

日本法人の社長には、元アマゾン・ウェブ・サービス・ジャパンの長崎忠雄氏が就任。

オープンAIのサム・アルトマンCEOは、東京の技術力とイノベーションのリーダーシップを評価し、日本を含む世界での存在感拡大を目指すと述べました。

東京オフィスは年内に十数人のメンバーで営業活動を行うとしています。オープンAIは2015年に設立された非営利研究機関で、ChatGPTは22年11月末に公開された後、世界的な注目を集めています。

AIの進化について

オープンAIのサービスは、その設立以来、目覚ましい進化を遂げています。特に、以下の点において顕著な発展が見られます。

生成AIの進化: オープンAIは、GPTシリーズ(Generative Pre-trained Transformer)の開発を通じて、生成AIの分野で大きな進歩を遂げました。

初期のバージョンから始まり、GPT-3やGPT-4などの後続モデルでは、より高度な言語理解能力と生成能力を実現しています。

これらのモデルは、文章生成、質問応答、テキスト要約、コード生成など、多岐にわたるタスクで活用されています。

DALL·E: 画像生成AIであるDALL·Eは、テキストの指示に基づいて画像を生成する能力を持ち、その革新性で大きな注目を集めました。

特にDALL·E 2では、より高解像度で詳細な画像を生成できるようになり、クリエイティブな産業や教育分野での応用が期待されています。

Codex: オープンAIのCodexは、自然言語をプログラミングコードに変換するAIで、特にGitHub Copilotのエンジンとして知られています。

これにより、開発者は自然言語での指示をもとにコードを生成し、プログラミング作業の効率化を図ることができます。

安全性と倫理性の向上: オープンAIは、AIの安全性と倫理性にも注力しており、AIモデルの開発と展開において、バイアスの軽減、不適切なコンテンツのフィルタリング、ユーザーのプライバシー保護など、様々な取り組みを進めています。

APIとプラットフォームの提供: オープンAIは、企業や開発者が容易にAI技術を統合できるようにAPIを提供しており、これにより、ChatGPTやDALL·Eなどの機能を様々なアプリケーションやサービスに組み込むことが可能になっています。

これらの進化は、技術、倫理、ビジネスの各面で、オープンAIがAI分野のイノベーションを牽引していることを示しています。

また、これらの進歩は世界中の人々の生活や仕事に新たな価値をもたらしており、今後もオープンAIのサービスはさらなる進化を遂げることが期待されます。


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