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謹賀新年 明けましておめでとうございます。

 新年最初のnote更新ですね。

 今回の年末年始はかなり充実して過ごすことが出来たと思います。

 29日はドラゴンボール超 ブロリーを兄に誘われて観に行って来ました。バトルと声優さんの熱演による迫力はもちろん、現代的に組み上げられたストーリー展開にも何度も鳥肌が立ちました。ブロリー、幸せになって欲しいな……。

 正月の三が日の最後に兄夫婦が甥っ子を連れて来たり。いやあ、1歳3ヶ月だけれど ただただかわいい、愛おしい。元気に育ってほしいな……。あと2年ぐらいかかるでしょうが、早く会話してみたい。子供は人の希望であり、未来であると思います。

 そして 三が日が明けて4日~6日は……関西圏から遠く 屋久島まで旅行に行ってきました! 

 数か月前に創作仲間の友人が移住した話を周囲に話しているうちに、「それならあなたも屋久島を見てくるといいんじゃない? 何か感化されるかもよ?」と言ってくださる方も多かったので、普段、滅多に旅行に行かないのですが……思い切って決めました。

 伊丹空港から直行便で屋久島空港まで2時間余り……空路はなかなか値が張りますが 僕の場合は障がい者割引で結構助かりました。

 飛行機に乗るのは人生で3回目。最初が子供時代に親戚の家かどこかに。2回目が高校の修学旅行でイギリスまで。そして今回。

 飛行機とは言っても意外に小さく プロペラ機でした。航空機って感じ。

 現地にいる友人と連絡を取り合いながら 色々準備して行きましたが、

「きっと、島に着いた途端に 関西とは何か違うものを感じるはず」と友人は言っていました。

 どう違うのかな、どんな感じかな、と色々想像していましたが。

 屋久島……あらゆる意味で想像を遙かに上回っていました。

 空港から出てすぐ、人が結構いるはずなのに 静かで落ち着いた雰囲気。

 島の外周を沿うように屋久島交通バスが走っていて、3日間で3000円乗り放題のフリーパスを買い、乗って島の北西部の永田まで行きました。

 第一印象は 固くて、静かで落ち着いている、でも厳粛な感じの空気。

 「奥ゆかしい人が多いのかな?」などと思いましたが、どうやら島の人全員がそうでもないらしいです。

 バスの運転手さんも無口なほうだったけど 地元の人には温かく声をかけていらっしゃいました。

 両替機が故障したらしく、携帯電話でバス会社に連絡して

「あのー 両替機がおかしくてー 1000札入れても500円玉出て来たり 100円入れても300円返ってくるんやけども……」

 というやり取りはちょっと笑ってしまいましたw 錬金術!? 故障する瞬間も両替機に対して人間のように話しかけてたし。

 永田に着くと、友人が温かく出迎えてくれました。

 ちょっと歩くと 見渡す限りの田園と山々、そして海。それだけで何となく泣きそうな気分になりました。

 宿は 民宿などを予約する手もありましたが 友人と過ごす時間を長く持ちたかったのと、彼が凄く親切なのもあったので 甘え過ぎかな? と思いつつも彼の家に泊めてもらうことに。

 まず 水が凄い。

 屋久島で流れている川などの水は全て淡水で、綺麗すぎて逆に生物がほとんどいない、汲んでそのまま美味しく飲めるほどの水質でした。当然、水道水も同じ。

 何と友人は洗濯機で洗濯する際 洗剤を一切使わない と言っていました。ただ綺麗で美味しい水なのではなく、何か浄化作用が強いようです。水だけで洗濯しても洗濯物がすっかり綺麗になるそうです。

 そして 永田でしか栽培されていない、輸出もしていない無農薬のお米。これが今まで食べたことがないほど美味しいお米だった……勿論炊くのには屋久島の水を使用。

 何というか、他に特に濃い味のおかずもないのに お椀に盛ってあるその永田の白米だけで満足だったのです。どこか風味が香ばしいというか……ほとんど何も調味料をかけずに 美味しくいただいたのでした。


 ……僅か2泊3日の短い旅でしたが、屋久島での3日間は言葉にし尽せないものがあります。

 長くなりそうなので、また次回にでも。

 日常に疲れた現代人に……屋久島はとてもオススメです。

 僕も直前まで精神と魂が濁って淀んで穢れているような感覚があったのですが、屋久島での旅で精神的にリフレッシュ出来ました。身体は疲れが残りましたが、精神的にはまるで上述の水のようにいくらか浄化されました。むしろ元気に新年のスタートを切ることが出来ました。

 いつかまたお金を貯めて 行こう……。

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