自分のものだと信じてきた根っこは実は誰かの価値観だった。
2008年からの冥王星山羊座時代はそんな偽りの根を壊されてきた。
これからは真我（本当の自分）を現実に根ざしていく。

根ざしていくものが１つ完成した、見つけた。
さぁ根ざしていこう、新しい根で人生を生きていこう。

そんな山羊座満月。

本当の自分ではない根で生きようとしても、生き辛さを感じます。

誰かの価値観で生きても、根っこは奥深くには伸ばせませんし、葉や花、実をつけることも出来ません。思うように育ちません。なんとか伸びたとしても、少しの刺激で倒れてしまいます。

根なし草のようにひ弱な生命力になるので、空虚さや孤独感、不安感やイライラモヤモヤ感が強くなります。

山羊座は結果、現実の象徴です。

自分の根を張り、そこから自然に伸びていくものは、力を入れなくても無理しなくても自然に結実します。

根さえしっかり張っていれば、あとは勝手にうまくいくわけです。

好奇心と行動力と社交性で押し進めて頑張るような派手さがあると、キラキラ華々しい花や実をつけられるように見えますが、派手なところに本質はありません。

全てにおいて外側に働きかけ、頑張ろうとするとどこか「勝手さ」が付きまとうことも。

しかし自分に集中し、内側を整えることに一生懸命でいると
「整った軸」が、自他ともによい影響をもたらします。

本質的なものはいつだって地味。
根を張る行為はとても地味です。

私たちは特別なことはしなくていいのです。

ただ、目の前のことをことを丁寧にこなし（時に雑でもいい）
上下優劣に心を焼かず

昨日の自分より今日の自分が心健やかなのか、楽しく感じられているのかどうかを生きる指針としていれば、根は深まり、自ずと花を咲かせ、実は成っていく

「私はこうしたい」の軸が整うと、運命の歯車は自然と回る。

自己確立が象徴である今回の山羊座満月。

これから何十年使っていく土台、基盤、軸、という根っこが完成されるような満月。あなたの軸は健やかに整ってきた。

ここからの半年で、あなたの歯車は「幸運」と噛み合っていきます。