見出し画像

【矢沢永吉から学んだ経営学】

大スター「矢沢永吉」の人生から私が学んだ経営学についてお話し致します。実際には、二度お逢い致しました。オーラが・・・ 凄かった!!!!


一人の人間として「自活」自分の力で生活すること。


その「自活」も、社会に迎合し他人の意に従って気に入られる。自分の考えをまげてもするのではく、「自分をもち」、「自分に勝つ」こと。




矢沢永吉「成り上がり」は超一流のビジネス書籍だと思います。

マインドセットから自己プロデュースまで、矢沢永吉の秘密が書かれています。



 以前、矢沢永吉さんの東京ドームのコンサートに行ったのですが、コンサートでは、若者ではなく全国から分別のついた大人を5万人以上動員するのですから凄いです。


ここでは、矢沢永吉著「成り上がり」の中での精神のリセット自分の人生設定の繰り返しなどを体得しましょう!



矢沢永吉著「成りあがり」とは、1949年、広島生まれ育った矢沢永吉が上京して、伝説のロックバンド「キャロル」として世に出てから解散、ソロデビューした時期までの矢沢永吉の生き様・考え方を赤裸々に語る話でした。



 母親は永吉が3歳の時、夫と息子を捨てて蒸発し父は原爆後遺症で小学校2年生の時に死別したため、幼少期は親戚中をたらい回しにされる。その後は祖母に育てられ、貧しい少年時代を過ごすのです。


近所の裕福な子供に「お前の家は貧乏でケーキなんか買えないだろう」とケーキを顔に投げつけられるなどのいじめを体験したこと・・・


ある日、金持ちの子供が、クリスマスケーキを『永吉、こんなもの食べられないだろ?なめたいか?』といってきた。


『なめたい なめたい』と言う俺の顔に、その金持ちの子供はケーキをべチャッと投げつけた。


 オレは、『てめーコノヤロー』って、そいつに殴り掛かったんじゃない
オレは、ケーキを舐めたんだ。


 現実は劇画ほど、カッコよくない。


 ほっぺたについている生クリームよ、「落ちないでくれ」落ちないでいてくれたら、オレにも食べられる、そいつが横を向いたとき、生クリームを初めて舐めた。『おいしかった、、』

 その時、俺は、成り上がることを誓った。

この繰り返しはしたくない。


 このような経験が積み重なり「BIGになる」との思いが芽生えたのです。
青年時代は不良だったが、ザ・ビートルズを聴いてロックに目覚め、スターになることを決めたのです。



びっくりしたのが、矢沢永吉さんの愛読書はデール・カーネギーの「人を動かす」だったのです。高校生の時、キャバレーを経営している社長さんに貰ってから十回ぐらいリフレインで読んだそうです。このカーネギーの影響か?「音楽をビジネスと捉える視点」が生まれたのかもしれません。



ビジネスマン必須の書籍です。矢沢永吉さんの原点は幼少期の「極貧体験」ですから、お金の重要性を綺麗事でなく体感しているのです。


一人の人間として「自活」すること。

その「自活」も、社会に迎合するのではく、自分の「テーマをもち」、「自分との闘い」に打ち勝つこと。



いま、キツイと思ってるやつ。誰も助けてくれないよ。
おまえが、そのまま自分のはぐれる気持ちを継続すると、ますます、まわりは「待ってました」とやってくる。
おまえらは、反撃したくないか。
 「永ちゃん、オレ、反撃してえよ」そうか。反撃してやれ!もっともっと!

おまえ自身に負い目がなくっても自分で、てめえの手でメシを食ってるんだという誇りを持つことだ。


ツッパリとは、食うことさ!矢沢永吉さんが昔、このように語っていました。

ぼくは、いつだって前だけを見て歩いているんだ。

 

 






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?