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「イベントマイスター」として「イベント」という言葉について本気出して考えてみた。

【今日の要約】
①「イベント」という言葉は雑い
②「イベント」は3つの要素で出来ている
③「イベント」は「日常を変えるキッカケ」

どんだけ、イベント好きやねん。

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①「イベント」という言葉は雑い

「イベント」という言葉は、多様化する活動の場を総称して表す単語として、もはや機能していない。

イベントを企画しているとか、参加したと話すと、リア充とか、チャラいとか言われることが多いが、なんだか的外れに思う。そもそも、その人たちが言うそれと、こちらが考えているそれは、どこか異なる。


ちなみに定義は難しいけど、
wikiでは下記。

イベント(英: event)
1 行事や催し物。
2 単なる事象。

単なる事象でちょっと笑ったw


あまりにも幅が広いので、定義するのが難しいが逆説的に考えて

「平凡な日常はイベントではない」とすると、
「イベント」=「平凡な日常とは異なるもの」となる。

※これだと極端な話、アプリのガチャイベントとかも含めて表現できている


まあ、ここまで「イベント」という言葉に向き合っている人は珍しいと思うが、一般的な意味合いと、自分が使うものに何故こんなにズレが生じるのか、少し整理して考えてみたいと思う。

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②イベントは3つの要素に分けられる

それは以下の3つ

<A> 五感を満たす: 鑑賞、体験、リフレッシュ
<B> 学ぶ・鍛える:スキルや知識を高める
<C> 繋がる:新しい人と交流を深める

もしかしたら、例外があるかもしれないが、多分大きくはこんなところ。基本的に、この3つの要素が混ざって構成されているはずだ。

書いていて分かったが、一般的に用いられる「イベント」という言葉は、この要素が、どれか1つに偏ってるものが多いように思う。

上から例を挙げると、

<A>  五感を満たす
旅行、映画、ライブ、肉フェス、
カラオケ、カフェ巡り、ツーリング

<B>  学ぶ・鍛える

料理教室、英語教室などの習い事
セミナー、マラソン、ジム

<C> 繋がる

異業種交流会、合コン、街コン、
ホームパーティー

などなど、
逆に普通が分からんが、こんな感じだろう。

確かに、料理教室で繋がりは出来るが、一般的には、スキルを伸ばすことをメインとしている。このように、ハッキリと棲み分けされてることが多い。


この理由は単純で、これらを提供しているのが、企業であり、プロである場合が多いからである。ビジネス的にターゲットや目的をハッキリさせて効率良くマネタイズするためだ。

ここに違和感が生じている。


今さら偉そうにいうことではないが、個人の発信や活動が自由になった今、この仕組みは多様化している。少し前に話題になった「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」でいうところの、資本主義から価値主義へと経済が移り変わっている話に通ずる。

話は冒頭に戻り、自分が「イベント」と呼んでおり、面白いと感じているものは、この3つの要素が垣根なく混在しているものが多いと気付いた。


例えば、この前紹介した「予告編だけの映画祭
これはABC全てを満遍なく満たしており、それがイベントが魅力的だった理由の根幹になっている気がする。

その時のレポートはこちら


あとは昨日の記事で少し出てきた
「2018年、夏、鎌倉〜すこしおとなの海企画〜」もそうだ。
Bの「学ぶ・鍛える」の要素は少し薄いが、参加前から企画メンバーとして関わることが出来る仕組みはAとCを自然に満たしている。


そして、自身がやってる「HITOKOMA」のこれまでの活動は、客観的に見ても全て当てはまるし、11/3(土)に主催した音楽フェス「SHAKE HANDS」も "繋ぐ" というキーワードを大きく打ち出していた。だからやりたいと思ったし、面白いものになった。

今までの話を分かりやすく図示してみた。

イベントを構成する3大要素

青色:一般的なイベント
黄色:私が言うイベント

この黄色の部分の拡大に対して、言葉が追いついていないのが、モヤモヤの原因だ。

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③「イベント」は「日常を変えるキッカケ」

上の話をさらに飛躍させて、自分は「イベント」は「日常を変えるキッカケ」に成り得るものと再定義したいと思う。

~「イベント」の再定義 ~
普段関わらない人と出逢え、新しい知識や発見を得られる場。そこでコミュニティが生まれ、活動が始まって、環境や人生を変えるキッカケに成り得るもの。

このご時世、コミュニティが生み出すエネルギーは計り知れないし、馬鹿に出来ない。自分は今、そこに強い興味関心があるし、可能性を感じている。

今回「イベント」という言葉に向き合ったら、魅了されている部分が改めて分かった。ただ、もっと的確な言葉があれば良いのに。


先日、会社の先輩にイベントの定義の話をしていたら、
「もうそれ、家を出たらイベントでいいんじゃない」って言われた笑

帰るまでが遠足」みたいで何か嫌だなと思いつつ、まあ確かにそうなのかもなと。


今日は以上!

※写真は来年こそ行ってみたい、世界最大の奇祭「バーニングマン」


ちなみに、こんなにイベントに向き合っている
私が主催しているイベントはこちら!

次回11/30(金)は感謝祭となっています!
定員ギリギリだけど遊びに来てね!
※自然と宣伝に繋げられた!笑

"楽しい"をつくっていきます。