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はじめて、醤油をじっくり選んだ話


先日、買い物帰りに、
銀座に寄って、醤油を買った。

醤油と向き合ったのは
生まれてはじめてだ。


普段はスーパーで適当に
パッケージは殆ど見ずに
値段とサイズで選んでしまう。
そんなレベルである。

ちなみに皆さんは、
今、
冷蔵庫にある醤油が
どんなものだったか
すぐに思い出せるだろうか?


日常的に口にするのに
無意識なものはあまりに多い。



ところで私は最近、
趣味で「ラヂオ焼き」を始めた。

ツッコミどころがあるのは認めるが、
ここで話を止めるわけにはいかない。

これに関しては後日、
「ラヂオ焼きを極めようと思った3つの理由」
という誰得か分からない記事を書こうと思う。

<補足>
ラヂオ焼きとは元祖たこ焼きであり、たこの代わりに牛すじが入っている粉もん料理である。


私は関西人であるが
ソースより断然醤油派。
ネギマヨ醤油が大好きだ。

というワケで今回は
ラヂオ焼きに使う醤油を求めて銀座を訪れた。

___________


足を運んだのは、
松屋銀座店にある職人醤油という醤油専門店。

ここでは、なんと店頭で
醤油の食べ比べができる。


そもそも醤油に
どんな種類があるのか知らなかった私は
まず、その数の多さに仰天した。

ちょうど手に取りたくなるサイズ感のボトルが、
棚一面にディスプレイされており、
なんだかコレクション欲を掻き立てられる。


今回は魔法の10本と呼ばれる
違いが分かりやすい代表的な
10種類の醤油をメインに試食することにした。

淡口や甘口、そして溜醤油。
味は大豆と小麦のバランスで決まり、
さらに同じ濃い口でも、
製法やうまみ成分の違いで分けられる。


試食する前は、味の違いが繊細で
感じとれないのではと不安だったが、
いざ食べてみると、その違いは明らかだった。

濃厚なもの、サラッと軽いもの
まろやかなもの、尖ったもの
出汁の旨味が強いものや、
にんにく風味のもの

それぞれが個性的であり、
特有の味わいを持っている。

当然、合う料理も異なってくるのだが、
店員さんは1つずつ丁寧に教えてくれた。

その中には、みそたまりという
分離した味噌のうわべを取った
醤油ではないものも!


ちなみに、ここでは醤油の他に
みりんの食べ比べも出来る。

これまで、みりん自体をそのまま食す機会は
少なかったので味の記憶はぼんやりしていたが、
実際に比較してみると違いは大きく
奥が深いなとしみじみ感じた。

※昔はみりんは調味料ではなく
お酒のように飲んでいたらしい


最終的に、色々と吟味して
ラヂオ焼きにかける用にまろやかな甘露醤油を
牛スジを煮込む用に脂身にあう六左衛門の醤油を購入した。
※可愛かったので一味セットも購入



最近、クラフトビールや日本酒など、
お酒の飲み比べが流行っているが、
醤油やみりんなどの調味料も
同様に種類が豊富で興味深いなと。


飲食店やイベントではなく
気軽に楽しめるこういう売り場が
もっと増えれば楽しいだろうな。

この後、改めてスーパーに行くと
醤油の見え方が少し違って見えた。
視野が広がる良い経験。


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最後に今、週1noteという企画を進行しており、
34人のメンバーに参加してもらっている。

改めてメンバーのプロフィールも更新
是非チェックしてほしい。


今回は以上。

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