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矢印をそっと内側に向けるだけ


木曜の朝8:30
知らない街の知らない喫茶店から
今日が始まる。

洒落た大学生や
キラキラOLは1人といない
タバコの匂いが染み付いた
少し不快な下町のお店。
指でお札をパンパンと弾くのが、
どうやら店主の手癖のよう。

比較的安価のコーヒー150円と
コーヒーゼリー250円を頼み、
パソコンを開いたら充電切れ。

コンセントは店内に無く、
コーヒーも、さして美味しくない。
おまけにラジオもうるさい。

しぶしぶ
スマホでnoteを書く。

でも、それで良い。
むしろ、そんな感じが良い。


第3回の「#週1note」も折り返し。

続けてきたからこそ分かる
考えや気持ちが出てきた。

表現の自由を
身を以って感じている。


今日は10時から
先方との打ち合わせ。
それまで
書ける範囲で書いていこう。


何書こうかな。

決めてたことは、
気分ではなくなった。

今、思うことを
つらつらと。



日本人は
世界一クリエイティブなのに
世界一それを自覚してない。


先日、お会いした中国の方が
お話していて印象的だった言葉。

彼はVTuberの企業を立ち上げて、
日本のアニメコンテンツを
中国に展開するサポートをしている。

彼曰く、
日本人はクレイジーで
意味が分からないものを作るのが得意。
世のためになるかは、さておき、
目的がないことにも
情熱を注いで0→1をやってのける。

その代わり、
お金に結びつけるのは不得意。
他国の人が続く形で
それをビジネスするパターンが多い。

主観ではあるにしろ、
クリエイターやイラストレーターなど、
何気に器用な人が多いのは、
言われてみれば、確かにと思った。


話は変わるようで
似てるのだけれど、


日本の高校生の
自己肯定感は他国と比べて
圧倒的に低いというデータがある


自己肯定感とは
今の自分に満足してるか。
今の自分が好きかどうか。


日本人は本当に真面目だ。
人生の指標なんて楽しいか、
幸せかどうかだけで良いのに。




先日、お会いした人にオススメされた
「不愉快なことには理由がある」って
本が面白い。


一言で要約すると、
人間がどれだけ深く考えたところで
宇宙の歴史から紐解くと、
結局、子孫繁栄の進化論に
基づいて歩んでいるだけで、
全て説明が付く、何の不思議もない。

という元も子もない本なのだけど、

その中に、雄の孔雀が
今の華やかな姿になった話がある。

みなさんもご存知の通り、
孔雀の雄の羽は色彩豊かで、
よく目立つ。

雌の気を惹くために進化したが、
一方で動きは鈍るし、
敵に狙われやすいそうだ。

結果、自身の寿命が短くなる。
それでも子孫繁栄を考えている。
それは、もはや過剰なほどに。

何か生命という大きなものに
動かさせれているようだ。

人間の頭の良さも
残念ながら過剰な域に達してる。

賢く考えて、空回り。

自分を好きになれば良いだけ。
本当にそれだけ。

苦手なことばかり見て
苦しみながら
必死にマイナスをゼロにしても
それって溢れる、ただの人。

出来ていることをよく見て
自信に繋げて、しっかり伸ばす。

勝手にやりたいことはやるし、
その中で、自然と摩擦や葛藤がある。

結果として
「周りも幸せにしたい」に
自ずと辿り着く。

至ってシンプル。


自分を好きになるだけ、
矢印をそっと内側に向けるだけ。

自身に投げかけるような
noteになった。

と、ここで、
ちょうど9:45。

アップは一旦おいといて
お店を出ることにしよう。

今日も全力で楽しい1日を。


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