はじめに

4月25日は、第二回目の「うすいさんのイベント -Spring-」でした。
来てくださった皆さん、
本当にありがとうございました。

いつも、だいぶ時間が経ってから「ちゃんと一人ひとりにありがとうを言えたかな」と不安になってしまう。多分、その時はもう頭がいっぱいいっぱいでいろんなこと考えられないんだろうなぁ。目の前のことしか見えなくてね。

いろいろ新しいことを試してみた

今回は２回目だったので、だいたいの流れは決まっていたんだけど、前回とまったく同じじゃつまらないので、何か新しいことにもチャレンジしたいな、と思っていました。

前回できなかったことや、もっとこうすればよかった、という反省点などをふまえて。

でもさ、思いつくことはいろいろあるけど、実際やろうと思ったら大変でしょ？簡単にできることばかりじゃないし、準備に時間がかかることもある。だから結局できなかったこともあるんだけど、いくつかはちゃんと実現できたんだ。

やってみたこと①　告知動画～集客

一つは、告知動画～集客という一連の流れを試してみたこと。

告知動画を見てもらうとわかりやすいと思うけど、動画の内容に少しアイデアがあり、動画の中で来て欲しい人たちにお手紙を書くことにしました。そして、そのお手紙を大事に大事にみんなに届けるという内容。「届いたかな？」「来てくれるかな？」とワクワクドキドキしているところも。

（↓↓うすいさんのイベント告知動画）

この告知動画を公開した後日、実際に皆さんのもとへお手紙を送らせていただきました。ひろみとくまちゃんから、動画の中で出てきたお手紙と同じものがみんなの元に届けられたら素敵だなぁと思ったのです。まさにあの動画の世界から届いたような感じにできたら！って。
そしたら「来て欲しいよ」「待ってるよ」という私達の気持ちが、もっとしっかり届くんじゃないかな、と思ったの。

もちろん、切手を貼って郵送で送るお手紙ではなく、こんなふうに画像でのお便りになりましたが。

告知動画～案内を送るということを一連の流れにしたことで良かったことは、いつもならお誘いのメッセージとか気がひけて送れない私でも、なんかやりやすかったということ、笑。
私からじゃないよ、ひろみちゃんとくまちゃんからだよ！みたいな、ね。

それから、イベント当日だけじゃなくて、告知の段階からもうイベントは始まっているような、そういうのも良かったかな、と思う。どんな雰囲気のイベントなのか事前に何となくわかってもらえることで、そういう雰囲気が好きな人にはまずまずの興味を持ってもらえるんじゃないかと。

そして、告知動画とリンクする形でお手紙を受け取ることで、既に「うすいさんのイベント」の世界に引きずり込まれている、という、笑
あなたもこの世界にいるんですよ～、登場人物ですよ～と当事者意識を植え付ける・・なんて、あはは、笑（ほんとにそんな効果があったのかは謎だけどね）

逆に、このやり方の悪いところといえば、告知動画を見てイベントに期待される雰囲気と実際のイベントがかけ離れてしまうといけないので、出演者さんを決めるのがとても難しかったこと。

全体の雰囲気はある程度思うようにまとめることはできても、イベントを作るのはやっぱり各アーティストさんのステージな訳で、こんなひろみとくまちゃんの世界に寄り添ってくれるアーティストさんはいらっしゃるだろうか？と、そこが一番悩んで時間のかかったところでした。

それで、このイベントの雰囲気にもきっと似合う、楽しくて明るい演奏をされるちゃんめぇさんとすけっちぶっくさんに出演していただきたい！と思ったのです。

ちゃんめぇさんもすけっちぶっくさんも、素晴らしかったですね！

お二組には特に何かお願いすることもなく、どうぞ自由にいつもどおりのステージをとお話していたのですが、すごくイベントの雰囲気や流れを考えてくださり、紹介アニメの内容にも時々触れながらあたたかい演奏をしてくださいました！

当日に後ろでみんなのステージを拝見しながら、すごいなぁ、とても素敵なステージだな、とイベントの成功を確信、笑。

そういう意味では私が一番イベントの雰囲気に合ってない演奏だったなぁ。そこがもう一つの反省点かな？笑
もっとほっこりあったかい歌を歌いなよ、わたし！

本当に、ちゃんめぇさんとすけっちぶっくさんのステージのおかげで、来てくれたお客さん達の期待を裏切ることなく、ほんわかとしたイベントにすることができたと思っています。ありがとうございました！！

周りのことは何でも準備することができても、イベントの核心はそれぞれのライブのステージなので、素晴らしい演奏をしていただいて本当に感謝しかありません！逆にやりづらい部分もあったかもしれないけれど、本当にありがとうございました！

やってみたこと②アーティストさん紹介動画

もう一つ挑戦したこと。
これは新しいことではないのだけれど、各アーティストさんの出演前に２分半くらいのアーティストさんの紹介アニメを流しました。

もともと、アーティストさんとお客さんの間の垣根を低くできないかなぁと思って考えたことでした。アーティストさんが（私が）あんまり強くは言いにくいけど言いたいことをアニメでさらっと伝えられたらなぁという思いもあって、さりげなくCDの紹介を入れてみたり。

その後のMCにつながったりと何かしらやりやすくなったらいいなぁと思って作っているのだけど、逆にやりにくい場合もあったかもしれないな！（←と今気づく、笑）すみません！

でも、この紹介アニメがあることで、初めましてのアーティストさんも親近感を持って見ることができたという感想もいただけたりしたので、これはこれで良かったのかな？？

でもそれって私自身も同じで、マンガを書いている間ずっとそのアーティストさんのことを考えていたので、もうすごく親しい人のような気がしてくるんだよね、笑。

（↓↓ちゃんめぇさん紹介動画）

（↓↓すけっちぶっくさん紹介動画）

やってみたこと③ピアノ弾き語り

それともう一つ挑戦したこと、これは自分自身のことだけど、生ピアノで弾き語りをすること。
やー、大変でした。やろうかやめようか、結構迷いました、笑
生ピアノとか、うちの電子ピアノとは全然違うんですもん。苦手だったのでどうしようかと迷ったんですが、せっかくの機会だし挑戦することにして、がんばってピアノの練習に通いましたよ、笑

しかも今回はピアノのめっちゃ素敵なアーティストさん達と共演なのに、私のなんちゃってピアノを披露しちゃって本当に大丈夫なの？と怖気づいたり。

まあ、何事も初めてはある訳で、少しづつ上達する訳で・・・ゴニョゴニョ

やってみたこと④制作物いろいろ

イベントリーフレットやイベントTシャツも作りました。Tシャツはまぁ半分趣味みたいな感じで作ったけど、リーフレットは前回から意外と好評だったので今回も作りました。

お家に持って帰って奥様にまで見せてくださった方がいたり、演奏を聴きながら時々中を開いてプロフィールを確認されてる方がいたり(^ ^)
来てくださった方がお家まで連れて帰ってくれるというのは嬉しいものですね(*^^*)

でもさ、やってみたかったけど出来なかったこともいっぱいあって。一人じゃ時間と労力の限界があるよね。

だけど、できる限りのことは全部試してみたくて。

そんなにいろいろやってみて、私は何がしたいんだろう？？なんのためにそんなにいろんなこと試してみたいの？？と考えたら、もちろんイベントを成功させたいとかいろいろあるけど、根底にはやっぱりライブに来てくれる人をもっと増やしたいなぁという気持ちがあるんだよね。

ライブに来てくれる人を増やしたい

これは今回のイベントの集客という意味ではなくて、全てのライブに行く人の総量が増えたらいいなって思うんだよ。普段ライブに行ったことのない人がライブに興味を持ってくれて行くようになったらいいな、って。

そのためには、ライブ自体の内容や質をどんどん見直していくこともあるけど、行きやすい雰囲気だったり、興味を持ってもらう工夫だったり、行ったことない人が嫌だな、とか不安だな、と思ってることを取っ払っていくことが大事なんじゃないかと思っていて、そのためにできることがあるなら思いつくことは全部やってみようと思ったんだ。

トイレの場所も教えておく、とか、笑

ライブハウスに行きなれた人たちだけじゃなく、お母さんや子供や若い女の子にまで興味を持ってもらえたらなぁって。

まぁでもなかなか簡単にはいかないよね。そもそも普段ライブに行かない人たちとの接点がまずないもん。その人達へ働きかける方法はSNSだけじゃ無理な訳で、もっと違うやり方があると思うけれど、それはまた追い追いかな？

いろいろ試してみたアイデアが、今回どれだけ効果があったのかは分からないけど、何事もやってみなければ始まらないから、やってみてよかったとは思ってるよ。うん。

最後に、

自分の主催イベントって、なかなか客観的にイベント全体を見られなくてさ、ついつい自分が見ている部分だけにフォーカスしてしまって、お客さんの顔を眺めては楽しんでいただけてるのかと不安になったりするのだけど。
良かったよ、楽しかったよ、また行きたい、という感想をたくさんいただけたことを今回は素直に受け止めようと思う、笑

ありがとう。
みんなのおかげだね。

イベントを褒めてもらうのももちろん嬉しい。

でもそうは言っても、本当の本当は私の演奏を褒めてもらえる方が嬉しいなぁ。

だって私はイベンターじゃなくてシンガーソングライターだからさ、笑

お越しいただいた皆さん、出演してくださったちゃんめぇさん、すけっちぶっくさんと山田さん、会場で手伝ってくださった光安先生、みよしさん、受付のお姉さん、ありがとうございました！！

碓井浩美

おまけ（イベント最後のご挨拶）