読み終わった後しあわせな気持ちになる本「蜜蜂と遠雷」


📗 蜜蜂と遠雷 /恩田陸



読み終わった瞬間
しあわせな気持ちに包まれた本。

音楽の素晴らしさを感じる。

主語になる人が
物語の中で変わっていくので
登場人物一人一人の気持ちになって
ピアノコンクールの行く末を見届けた感じ。。

コンクールの中で、普通なら
ライバルに負けない!とか、
戦ってやる!みたいになりそうだけど、
お互いの音楽を認め合い、
コンクールを楽しむ姿や仲間となるのは、
天才ってやっぱり違う!と思った。
「成功者は人間性の優れた、いい人。」って
よく聞くけど、この本を読んで納得した。

亜夜と風間塵の「月光」の
ピアノセッションのシーンが一番好き。

私はドビュッシーの月光が好きなんだけど、
文章で読んでいるのに
情景が目に浮かんで
凄く楽しい気持ちになった。


もともとクラシックは好きで
ピアノ音楽もよく聴いていたけど
この本で新たな音楽との出会いがあった。
読みながら使われた音楽を調べてみたり。

コンプリートアルバムもでているので、
聴きながら読むのおススメです!


物語を読み終えて数日経つけど
こんなにロスになるのは、
この本が初めてかも。
また読み返したくなる一冊。

映画化も決定しているので
今から映像化された世界がどんななのか、
そちらも今からとても楽しみ。



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