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自らお題を考えるタイプの感想


川田十夢が noteを更新した。
J-WAVE、INNOVATION WORLDの中のコーナーBrain laboratoryでその時の最先端の頭の中を披露している川田十夢がその日語ったのはNFTについてだった。

私の記録によると以下の内容になっている。文字起こししてるので興味ある方はどうぞ

Q4:Play to Earn、Move to Earn、次に稼げそうな動詞を考えてください。

ミスターお題から考えるタイプの川田十夢がお題から考えた問題はNFTのことだった。
「僕は投機的に世の中を見ていない」。と語る男が仮想通貨の下落のニュースを受けて逆に面白いと思ったという。

デジタルの表現の欠点として褪色しない、色が減らないことをあげて半永久的に朽ちないことをデジタルの良さでもあり欠点でもあると言い、それがNFTや仮想通貨の下落、その価値の変動が褪色に似てると感じたらしい。

「価値の上がり下がりが色の変化のように扱える新しい画材だとしたらちょっと面白いんじゃないかなと思ってますね。」と発言を続けた。そういう感性の人間が自らに設問して、自答したのが今回の川田十夢の更新内容である。

その冒頭。問題の解説でビル・ゲイツが「NFTは100%、Greater fool theoryに基づいている」と発言していることを知った。すごい言いようである。陰謀論の中心にゲイツの名前が出ることを本人は迷惑だろうと思っていた私の心を返してくれ。

しかしゲイツの心の窓にはアフリカなどの衛生面を向上させようとした事業があること、それにLIXILが提携していることを知る。そこにはありあまる富を使って欲しいところ。

そしてNFTの現在を川田十夢は語る。NFTゲームという分野が熱いこと、いまやゲームplayをするだけでEarnできることが語られる。Play to Earn、Move to Earn。

もちろん上手くいった人も損した人もいる。それは宝くじと同じだと川田十夢はいう。しかし宝くじで億り人になるには2000万分の一の確率であることを挙げる。

時折川田十夢は宝くじに厳しい。1番のギャンブルであることを知っているのだろう。なにせ控除率50%、はなから国に還元するために買うようなものである。

それよりはNFTに夢があると私が感じるのは当然だろう。自分で動くことで稼げる主体性が尊重される。そこで川田十夢は次に稼げそうな動詞を自らに問い、答えを明かすのである。その答えを読んだ感想を項目ごとに書いていくことにする。

Listen to Earn
"音楽や番組と接続すればするほど稼げる。"という答え。そうすることでプロ聴取者を育てることにもなる、と川田十夢。ラジオやテレビを見れば見るほど稼げるのだとしたら、なおかつプロ聴取者としてユーザーが鍛えられるとしたら文化的にいずれ向上しそう。誹謗中傷は少なくとも減りそう。テレビ局やラジオ局側が出資したらよいと川田十夢。

Cook to Earn
"料理すればするほど稼げる、料理を愛する人たちからすると夢の仕組み"とは確かに。終わりのない家事としての料理に少し前向きになるが人もいるかもしれない。プロではないけど稼げる世界線こそ夢がある。と川田十夢が言う通りだ。味の素やクックパッドが出資してくれたら加速しそうなのも事実。クラシルも参画しそう。健康的な食生活を簡単に手に入れることが出来たら本当の豊かさがやってくる。 

Salt cut to Earn 
"塩分を減らせば減らすほど稼げる"というもの。現代社会においても減塩はとても大事なこと。職業によっては摂取は必要だけどそれぞれの適量を知ることも出来たら一石二鳥。川田十夢も身をもって体験した減塩ライフ。ついでに自然塩からミネラル摂取しようという誤った健康法を拡める輩の撲滅にも繋がらないだろうか。経済につながれば心が動く人は出てくるはず。ジャネフ(キューピー)も参加しそう。

Sugar cut to Earn 
"糖分を減らせば減らすほど稼げる"ということでシュガーカットの浅田飴が出資するとよさそうと川田十夢。シュガーカットのあの女性は誰なのか問題。Salt cut toEarnもSugar cut to Earnも生命保険会社が出資するといいと思うし、味の素やジャネフやその他の企業も参加したらいいと思う。日本食品添加物協会・甘味料部会に所属してる企業さんも言いたいことあるだろうからこの際どうですかね。

Read to Earn
"本を読めば読むほど稼げる、出版社が取り組むべきアーンである。"こりゃありがたい。すっかり紙より電子書籍に移行しつつある老眼ばりばりの私にとってはまだ読みたい本があるし、読みたい本が電子書籍化されてないことにしょんぼりする。RPGのように読み進める川田十夢のアイデアは、書籍にも筋があるということを証明してもいる。別々の著者、年代、出版社であってもこれを読んだら次はこれだろう。という大いなる筋のことだ。これを示せる本屋は少ない。

Work to Earn
"考えすぎて、うっかり当たり前の話をしているアーン。"しかしこれが難しくなったのが現代なのだ。そして私はいまだに自分に何の仕事が向いてるのかわからない。上手くアーンしたい…

Summer(or Fall or Winter)to Earn
"売る春と書いて売春。人類最古の職業は娼婦であると、高校のときの教師は誇らしげに教えてくれた。野菜とか肉とかを市場で売ったのが最初だろうし、発言が恣意的だし、現代的でもない。"と川田十夢。これは私にも覚えがある。教師が言っていたのだ、わりとニヤニヤしながら。人類は娼婦の子孫であると言いたかったのか?罪の無いものだけが石を投げよ。
しかし春の代わりに夏や、秋や冬を売るとはなにを売ることになるのだろう。書き換え不可能なデジタル商品が生まれるかもしれないと川田十夢が言っている。きっと頭の中にアイデアがあるんだろう。いや、この売る季節に限らず全部のアーンに。

Study to Earn
"勉強すればするほど稼げる"アーン。奨学金という名の未来の借金を大学卒業と共に背負わされなくて済むなら。経済的理由で勉学を諦める子供がひとりでも減るなら。豊かさとはそういうところに宿るし、最新テクノロジーで打開できるものは打開してほしい。

Augmented to Earn
"拡張したら稼げる。ミスター拡張現実、そしてAR三兄弟の長男としてはこういう社会を提案したい。ARをスキップ対象としてみるのではなく、面倒くさいなーと思わせるのではなく、それを必然とするアーン。ただいま開発中。"
なんか可愛かったのでそのまま丸っと貼り付けてしまった。そして真実なので。社会を川田十夢がどう拡張するのかということである。川田十夢のいいところはアイデアに構造の強さがあるところ。出資するに相応しい企業を想定しつつ書けるところ。提案して実装までできそうなところだと思う。

あなたは何to Earnを想像しますか?
今の私はcalm to Earnである。
パニックにならない、怒りもしないで稼げたらいいと思います。なにかあったとしても自罰や他罰は毒ですからね。
感情をはかるセンサーで血圧や脈や汗を感知したらいける気がする。あらゆるハラスメントが減ると思うし、メンタルヘルスにもよいし。どうですか?
(黒字はすべて川田十夢の noteより引用)

















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