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6ヶ月で見えた世界とこれから(Spready6ヶ月の軌跡)

ご縁繋ぎプラットフォーム『Spready』は2019年5月30日にサービス開始(正式ローンチ)となりました!

ちょうど1年前、まだ前職に在籍しながら佐古さんとサービスの原型すらない時に「ああでもないこうでもない」と構想を練っていた時期がつい最近のようです。

ある秋の日、考えていたサービスが我が子のように思えた瞬間「ああ、これは私がやるしかないな」と決意した日があって、そこから怒涛のような日々が過ぎ、そしてSpready本ローンチの前日の5月29日。夜遅くまでサイトの隅々まで気になって一言一句修正しながら(計画性のなさw)「まさに我が子が誕生するんだなぁ」と実感しました。

サービスのコンセプトや想いは佐古さんがnoteにまとめているので、私はSpreadyの組織とサービスのこれまでを振り返ってみようと思います。

Spreadyサービスのこれまで

2018.5.1  Spready株式会社設立
2018.6    仮説検証をアナログで開始
2018.12.26  サービス登録開始
2019.3.28    β版ローンチ
2019.5.30 サービス開始(本ローンチ) 

サービスの構想し始めてから本ローンチまで約1年。順調な道のりでは決してなく、特に佐古さんも私もサービス作ったことないコンビなので、年末のサービス登録までの開発は結構大変でした。その時に業務委託で手伝ってくれていた友人や相談に乗ってもらった方々には頭が上がらないし、たぶん相当とんちんかんな質問とかをしていたんだと思う。

CTOの守さんが社員数1名の怪しい会社(その時は私も副業だった)に入社を決めてくれなければ、私たちは未だにまだサービスが立ち上がってない可能性すらある。シードフェーズの1人目のエンジニア採用はとっても大事で、その後のプロダクトのクオリティや採用できるエンジニアの質すら決めてしまう可能性があるので、守さんと、きっかけとなったGreenに本当感謝。

アナログな仮説検証期間

サービスの方向性を「(雇用以外の)企業の人探しのニーズをCtoCで解決する」に決めたのが6月あたり。そこから長い長いアナログの仮説検証期間に入ります。もともと佐古も私も「友人を困っている友人に紹介する」ことを日常的にやっていたことから発想したサービスだったので自分たちはイメージがあるのですが、「雇用以外の企業の人探しのニーズってあるの?」「CtoCで解決できるの?」「友人を知らない企業に紹介してくれるのだろうか?」このあたりの実感を掴むべく始めた仮説検証期間でした。

spreadsheetとnotionとFB messengerを駆使して企業から頂いた依頼を管理、私たちの知り合いの企業と私たちの知り合いと、その友人を繋ぐという完全なる内輪感から始まった仮説検証でしたが、3月末のβ版ローンチまでにno productで行ったご縁つなぎは数百件に上ります。この数字と企業からのポジティブな反応と、何より「良い体験だった」と言ってくれたスプレッダーと紹介された個人の声が今後の私たちの自信となりました。

β版ローンチから2ヶ月の爆速本ローンチを決めた理由

もはや懐かしいこの最初のLP。この頃の私たちはまだ言いたいことが定まってなかったし、何を伝えたら響くのかわかっていなかった。ただただ「溢れる想いを詰め込んだ!」想い勝負のサービスでした笑

いざβ版をローンチして、企業から頂いた依頼をサービスに掲載するような形になると、これまで私たちが言わば直接依頼してきたものが急に無機質になるわけで、なにか違和感を感じ始めます。人と人と人、3者を繋ぐ形なのに急に体温が下がったような感覚。「あ、このままじゃだめだな」「もっと人肌のサービスにしないと」「オンラインだけじゃなくてオフラインの繋がりも大事にしないと」、早期に気づけたのも仮説検証の時期に数百人のご縁つなぎを自分たちで目の当たりにしてきた経験があってこそだったのかなと思います。

β版期間の学びを経て、皆さんからのご意見をなるべく反映して、
「あの人とあの人は気が合いそうだな」
「あの人に出会ってないともったいない」
この日常で行われている「ご縁つなぎ」になるべく近づけたのが今回の正式版です。

Spreadyサービスの特徴

日常で行われている「ご縁つなぎ」とは、

①繋ぐ両者が相性良さそうだな、繋いだらhappyになるなと思うときだけ発生する(頭の中できっとこれをみんな高速に考えている)
②紹介した人はその後両者がどうなったか、気になっている(良い出会いだったのかな、ためになったかなとやきもきしている)
③とってもためになった紹介だったとしても、友人同士で紹介料が発生することはほとんどなく、「ビール一杯おごるよ〜」みたいな形でお礼の気持ちが返されることがほとんど(そしてそれで紹介した方も満足なのである)

このあたりが特徴なんだと思います。
そしてこの①〜③を体現したのがいまのSpreadyです。

特に③は今回「企業オリジナルの体験」として実現しました!

この3つはあくまで例なのですが、例えばこんなオリジナルな体験もあります!プロモーションムービーは撮ってもらいたい...!

ちなみに、今回のβ版から本ローンチまでのわずか2ヶ月の間に爆速の機能改善と追加をしてくれた守さんのgithub。数万行に渡る改修/追加を2ヶ月でしてくれました。まだ弊社エンジニアは1人です👼(待望の2人目が最近決まりました。めでたい!)

努力の甲斐もあって、公開初日(5/30)はスプレッダー登録数が最大値を記録しました!!当たり前っちゃ当たり前なんだけど、やっぱり嬉しい😆

「人と人のご縁を繋ぐこと」に向き合ってみての気付き

私たちは登録してくださったスプレッダーの方全員と最低でもオンラインで面談でお話しています。それは、このサービスが「○○からの紹介」ということに価値があると感じていて、その○○さんを私たちが知らないと成り立たないと思っているからです。
既に通常のWEBサービスでは考えられないような数の方々とお話していると思いますが、Spreadyの思想に共感してくれる方はみなさん

・人からの紹介で人生が変わった経験がある
・会社名ではなく「個人の信頼」で仕事をしている
・人脈ではなく人徳を大事にしている
・人のご縁を繋ぐことが出来るかどうかは、SNSのフォロワー数ではなく、これまでの信頼に起因する

このあたりの特徴がありました。β版ローンチ時はまだ絞りきれてなかったメッセージがこの2ヶ月で多くの方とお会いすることによって、その方々の深い部分やパーソナルな特性がより理解できたので上記の気づきを得ることが出来たし、それが私たちのサービスの何よりの強みなのかなと思っています。

ようやくここまで、まだまだこれから、やっとスタートライン。
もっともっと「人と人の善意のご縁つなぎ」が溢れる優しい世界をつくって、個人の可能性を広げることができるプラットフォームを目指していきます!

皆さん、スプレッダーの登録おねがいします!!!

そして案件を掲載したいよって法人の皆さまも募集中です!!!(OGP一緒だけど、↓は法人向けLPですw)

Special Thanks

・仮説検証やβ版時からご協力いただいていたスプレッダーや企業の皆さん
・今回の本ローンチに際して私たちの想いをデザインで体現してくれた近藤さん・伊藤さん
・いつも応援してくれる友人たちと、心折れそうになったときに私に適切な言葉をかけてくれる親友
に心から感謝

そして何より、事業経験もプロダクト開発経験もなかったわたしが、思い描いたサービスを作れている今のこの環境に感謝

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