WEEK2、マンデーナイトのビルズVSタイタンズですが、あきれるほどのビルズの圧勝でしたね。特にジョシュ・アレンの無双ぶりは笑ってしまうほどで、彼が健在な限り、バッファロー・ビルズがスーパーボウル・コンテンダーの一番手であることに私も異論はありません。

ジョシュ・アレンは肩が強く機動力があるのは当然として「ターゲットを見つける早さ」そこに「速く正確なパスを送り込む能力」がずば抜けていて、さらに不測の事態に即興的に対応する落ち着きとフレキシビリティの高さも見事の一言。
これといったウィークポイントが無く、彼を取り巻くビルズ自体の総合力の高さもあって現時点で「止めようがない」というか対戦相手にとっては「悪夢のようなQB」ですね。

しかし私の印象だとジョシュ・アレンは突然変異的なQBではなく、まさにバリバリの正統派QBだと思います。
特に変則的なプレーをするわけじゃなく、ただすべての能力がけた外れに高いということです。
新時代のトム・ブレイディになれる器だと思います。

そんなアレンが率いる攻撃陣だけでなく、ビルズはまた守備も強いですね。
NFL屈指の突進力を誇るRBデリック・ヘンリーを中心とした豪球一直線的なタイタンズの攻撃を真っ向からストップしてしまう俊敏性と強さがありました。

ヘンリーを止められてしまったらタイタンズのQBライアン・タネヒルとしてもパスが狙われ放題って感じになりますよね。

しかしまあ41－7は酷いスコアです。

個人的な話で何ですが、私はジム・ケリーの昔から、いくら強くてもどこか優等生的なビルズが好きになれなくて、今もそれを引きずっているんですけど、今シーズンもここまで強いと「常識外れの破天荒なフットボールでビルズを打ち負かすチームがでてこないかな？」と願ってしまいます。

回りくどい言い方をして何ですが、昨年のプレーオフの大激闘を思い出すまでもなく、それができるのはパトリック・マホームズ率いるカンザスシティ・チーフスしかいないと思うので両チームが激突するWEEK6を思うとすでに不安とワクワクが半端ありません！！