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やりたいことを100個書き出そう

弁護士という仕事を始めて3年経った頃、自分の本当にやりたいことがよくわからなくなっていました。やりたい仕事にはついて、それなりに仕事はこなせるようになる。でも、「本当は自分は何がやりたいんだろう・・・。」と心の中にもやもやしたもしたものが残っていました。

そんな時、ちょっとしたきっかけで大学時代の恩師とメールでやり取りをする機会に恵まれました。先生に今の仕事のこと、自分がちょっとだけ考えていることを何となく書き記して、送信しました。

決して、「自分が何をしたいのか、よくわかりません。どうしたらいいのでしょうか?」などとは書いていないのですが、先生は私の発する態度、表情、言葉から何かを読み取ったのでしょう。返ってきたメールにはこんなことが書いてありました。

「目の前のことだけやって満足するような奴にはなるな。」
「常に好奇心を持て。」

その言葉をもらって気づいたんです。自分は与えられたものをこなして満足しているだけだったんだと。この言葉をもらって、私はちょっとだけ行動を変えてみました。それは、自分のやりたいことを折に触れてノートに書き出すということでした。

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でも、ただやりたいことを1つ、2つ書いてみるだけだと、本当にそれが自分のやりたいことなのか、実はよくわからなかったりします。自分がやりたいと思っていることが、実は、他人から「ああしなさい。」、「こうしなさい。」と言われていることだったりもします。まさに、「目の前のことをやって満足している状態」です。

そこで、おすすめしたいのが、「やりたいことをノートに100個書く」ということなんです。

■やりたいことは10個でもOK

でも、やりたいこと100個なんて、なかなか思いつきそうにないですよね。だからこそ、まずは「10個」と思って、今やってみたいこと、実現してみたいことをただただノートに書いてみてください。

仕事のこと?趣味のこと?家族のこと?・・・お金のことや恋人のことだっていいんです。思いつくままに、書き出してください。

10個書いて行くうちに、「これもあった!」「あれもやってみたいかも?」と次々とやりたいことが浮かんでくるんです。どんな「ちいさなこと」でも構いません。「今の自分には無理かも」と思うことでもいいんです。自分の「気持ち」にしたがってなんでも書いてみてください。

100個書き出したときには、きっと、自分が本当にやりたいと思っていることが、そのノートの中にあるはずです。

■人は想像したことしか実現できない

人は想像したことしか実現できません。ある日、突然車が家にあるということはありませんし、突然英語が話せるようにもなりません。何かを手に入れ、何かを成し遂げるということは、必ず自分が「何かをしよう!」と考えて、そのゴールを想像したからに他なりません。

そのゴールを見つけるために、まずは自分のやりたいことを100個書いてみるんです。

私は、これからもやりたいことをノートに書き出し、そして、時にはこのnoteに記して、自分の夢を実現させていきます。

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