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和風月名

月の和名(「和風月名」)と新暦/旧暦の春夏秋冬

【参考】

LOVEGREEN:和風月名と意味、その由来
https://lovegreen.net/botanicallife/p213651/
https://lovegreen.net/botanicallife/p213651/2/

【今の春夏秋冬】

春:3月, 4月, 5月
夏:6月, 7月, 8月
秋:9月, 10月, 11月
冬:12月, 1月, 2月

【新暦と旧暦(太陰太陽暦)】

・新暦:

・旧暦:(主に「コトバンク」より引用抜粋・編集)

日本では明治5年(1872年)以前に用いられた太陰太陽暦。(現在公式には用いられない)

朔[さく](新月)を含む日を各月の第1日とし,二十四節気のうち一つおきにとった「中気」によって何月かを決めた。
たとえば正月の中気〈雨水〉(太陽暦で2月19日ごろ)を含む月を正月とする。
中気を含まない月は閏(うるう)月とする。

・江戸から明治の改暦

https://www.ndl.go.jp/koyomi/chapter1/s2.html

江戸の改暦:「貞享の改暦」で、貞享2年(1685)、渋川春海[しぶかわはるみ]によって初めて日本人による暦法が作られ、暦が改められた。

江戸時代には、そのあと「宝暦の改暦」(1755)、「寛政の改暦」(1798)そして「天保の改暦」(1844)の全部で4回の改暦。

明治の改暦:本来ならば明治5年12月3日が、新しい暦では明治6年1月1日になってしまったので国内は混乱したが、福沢諭吉などの学者は合理的な太陽暦を支持し、普及させるための書物を著した。

【昔の春】

・睦月  1月

睦まじく(親しく)祝い合う月

・如月  2月

寒いので衣を更に着るつぎ

・弥生  3月

「木草 弥生ひ茂る月 」[いや おいしげる つき] 

【昔の夏】

・卯月  4月

二十四節気の「清明」は「清浄明潔」の略、で新暦4月5日ごろ。自然の気が最も盛んになるらしい。

・皐月  5月

稲代の早苗で田植えする月

・水無月  6月

本来は夏の最後なので田に水を張る「水の月」

【昔の秋】

文月  7月

稲穂が膨らむ 穂含月[ほふみづき]。短冊に文字を書いて字の上達を願う七夕の節句があるので「文披月[ふみひらきづき]とも言われている。

葉月  8月

秋も半ばの中秋、木々の葉が落ちる「葉落ち月」

長月  9月

夜長月 [よながづき]

【昔の冬】

神無月  10月

本来は「神の月」

「神無月」の表記が定着したこともあり、「神儀[かみはかり]」の会議のため八百万の神が集まる出雲地方では「神在月」

霜月  11月

霜降月[しもふりつき]」、「霜降月[しもおりつき]

師走  12月

富士講は山が閉じられ神社は新年に向けて人を集めるため、百姓と神職の中間である御師[おし]が忙しい月

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