動画と相性のいいコンテンツとは

動画と相性のいいコンテンツとして、代表的なジャンルは以下の3つである。


① ハウツー

これは言わずもがな、料理やメイク、フィットネスなどのハウツー系は数年前から流行りだし、今ではいくつものメディアがしのぎを削っている。

ハウツーの場合、自分がやる前に実際に動いているお手本を見ることができるため、文章よりも動画のほうがはるかにわかりやすい。

本屋にある、いわゆるハウツー本はすべて動画にリプレイスされるんじゃないだろうか。


② インタビュー

動画の場合、インタビューされている人の仕草や息遣い、身振り手振りなども見えるため、文章よりもその人の思いや雰囲気が伝わるだろう。


③ ニュース

これは内容にもよるが、動画にしたほうがイメージが伝わりやすいものは多い。

ただ、政治・経済など内容が固いものや難しいもの、短尺の動画にまとめにくいものは作りにくいだろう。

作りやすいのはエンタメやテクノロジー、ライフスタイルなどのカジュアルなテーマ。

また、カジュアルなニュース動画はECとの相性がよく、マネタイズの選択肢が増える。


実際にはコストとの兼ね合い

動画と相性のいいコンテンツとして、3つのジャンルを挙げた。

ただ、実際にはほとんどのコンテンツが「動画にすることである程度のメリット」があるだろう。

テレビをつければ様々なジャンルの番組があり、動画にしにくいコンテンツというのは実際にはほとんどないことがわかる。

つまり、コストを度外視すればほとんどのコンテンツが動画にできるわけだ。

ただ、上記3つのジャンル(特にハウツー)は、コスト面から見ても優れている。

以下は、横軸をコストの大きさ、縦軸をコンテンツの種類(ストック型かフロー型か)で分類したもの。

これを見ると、ハウツーはコストが小さく、コンテンツがストックされる(時間が経っても古くなりにくい)ので、ビジネスとしては最もやりやすいことがわかる。

料理のレシピやトレーニングメニューなどは、数年程度では価値が変わらないので、一度作ったものを継続的に見てもらえる。

インタビューはハウツーに比べるとコストがかかるが、ストック性はある程度あると思う。

著名人の過去の発言や、将来のスターのまだ売れていない頃のインタビュー映像など、時間が経つことで新たな価値が生まれることもある。

ニュースは変動が大きく、内容や動画の作り方次第といえるが、全体的にはフローより。


このように図にすると、ハウツー動画の作りやすさがよくわかる。

料理動画メディアが流行ったのも納得だ。

そして、資金面で不安があるスターアップが動画メディアをやる場合、最も手を出してはいけないのは、上図でいう右下のエリアということになる。

このエリアに含まれるコンテンツは、多大なコストをかけて制作してもすぐにその価値がなくなってしまう。

また、ストックになりやすいかどうかは、どのプラットフォームを主戦場とするかにも左右されるので注意が必要だ。

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情報デザインの研究

世の中に情報が多すぎる、必要な情報が手に入りにくいことが様々な問題を引き起こしていると思っています。情報を適切にデザインすることで、価値のある情報を、それを本当に必要としている人に届けることができるはず。
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