台風一過の青空

史上最大の台風が関東を直撃し、八王子市では朝8時から退避勧告が出た。
我が家は目の前が公園、後ろがお寺、小さな川があるが、川より我が家の方が高台。
斜面があるものの、崖崩れが起きるような感じではない。

自分より、大変な場所にいる人が沢山いるだろうと思って、自宅待機。
午後2時すぎにも再び放送で退避勧告。
さすがに不安になってネットで調べてみた。
が、自宅の場所が退避すべきかどうかよくわからなかった。
川があって、坂も多い八王子、同じ町内でも退避した方がいい人と、そのまま自宅待機でいい人と別れる。

自分がその立場になって初めて分かったが、自分が退避対象者かどうかを判断するのは意外と難しい。

台風が直撃する19時頃、雨戸を閉めた我が家はものすごい雨と風の音、あまりに風が強くて、家が揺れたかと思いきや、地震だった。
ここまでくると地球が怒っているとしか思えない。

そんな中、この数年音信不通だった友人が電話してきてくれた。
「八王子大変なことになっているみたいですが、大丈夫ですか?」と
物が飛んでくるのと停電は覚悟していたけど、大丈夫です。
電話ありがとう〜!
大雪でしか有名にならない八王子が台風で有名になってしまった。

幸い、我が家の近所は大きな被害は出なかった。
一夜あけて、お庭をチェック。

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桜もオクラも無事だった。

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オクラの収穫、ちょっと遅かったかも。
そして、新たに花が咲いていた。

まだ少し風が強いが、その風に運ばれて、金木犀の香りが。

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これで、ようやく秋が訪れるのか。
電線には昨夜の台風を無事生き残った野鳥とスズメが止まっていた。

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