ABC XYZ

大発見したんですよ。
まあ、興味のない人にはどーでもいい発見なんですけど、

まずはこの曲をお聴きください。

http://youtu.be/CyzEvJWXAKw

ある時、糸井重里さんがツイッターで、フランク永井のヒット曲

「西銀座駅前」(1958年)

の話をされていました。

https://twitter.com/itoi_shigesato/status/697467704094031872

で、出だしの

「ABC・XYZ そいつがおいらの口癖さ」

って佐伯孝夫の書いた歌詞、60年前の歌ですからね、今の時代からするといかがなものか、みたいなことをおっしゃっておられた。で、この歌、なにぶん古いもので、サビは

「いかすじゃないか」

なんですよ。

糸井さんは以前にも

「今時、“いかす” なんて言葉、佐野元春ぐらいしか似合わないんじゃない?」

https://twitter.com/itoi_shigesato/status/679557580037857280

というようなことをのたまわれていたんですけど、

ここで大発見。

佐野元春の曲に、

「ぼくは大人になった」(1991年)

というのがあるんですよ。
お聴きください。

http://youtu.be/2KeSPhQane4

この歌の出だしは、なんと

「ABC から XYZ」

で、サビは

「とても いかしてるぜ」

なんですね。

これ、そんな偶然あるわけない。

1956年東京神田生まれ。母親がレコード喫茶のマスターをしていて、銀座が庭だったような佐野元春が「西銀座駅前」という歌のことを知らないわけないんですよね。子供の頃、流行歌でしたからね、ムード歌謡ではあるけれども、きっと耳にしたはずなんです。

となると、「ぼくは大人になった」とわざわざ題名をつけたこの曲で、大人になった佐野元春が、その時点で30年以上昔の、この歌に生きていたコトバに、新しい命を(わざとちょっとダサさ込みで)吹き込もうとしたんじゃないかな、と思うんです。

サウンドは、ムード歌謡とはぜんぜん違って、イギリスの3ピースロックバンド「フリー」の「ALL RIGHT NOW」とか、ジミ・ヘンドリクスとか、あとちょっとオーティス・レディングの「ドック・オブ・ベイ」を彷彿とさせるんだけれど。

まあ、こういう風に、リスペクトと引用があって、そして真剣なパロディをする、その結果、言葉をアップデートできる創作物ってあるんだね、

って今日は大発見した気分なので、初めてnoteという道具に書きました。

ほんとに興味ない人にはどうでもいい話ですわね。おほほ。

ではまた〜

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田中泰延

ひろのぶ

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コメント2件

初コメント失礼いたします!世紀の大発見ですね!!!シェアさせていただきました☆
オホホ
さぽりました
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