最近の記事

メギドPvP備忘録~『脅迫と囮』~

きっかけは些細な事である。 毎週水曜日にやっているPvP勢のイベント、『推しパ調整会』でボスラッシュと言うイベントが行われた。 詳しくはカードゲームうさぎを読んでほしいのだが、要は1種の編成で3人のボス役と戦って3連勝できればOKというイベントである。 「ほう?この我(と数多の強豪)を差し置いてボスを名乗る者がおるとな?」 と思って参加して速攻3連勝してきたのだが、その中で気になる事があった。 ボス役をやっていたPvPプレイヤーの1人が、自分のブフ様が私のブフ様に先手

    • メギドPvP備忘録~主にマナナンガルの話~

      殺伐としたPvP環境は常に流動する。 それは明らかにヤバい編成に対してどのように立ち向かうか……というPvPモンスター達の試行錯誤の表れでもあるし……何より「壊れた」メギドの襲来が環境を穏やかにしてくれない。 と言うわけで今回は3月に訪れた「壊れた」メギド、マナナンガルについて話をさせてもらえればと思う。 また、私はほぼ毎日PvPに籠ってはいるが、現状PvPは公式からの情報は少ない。結果として個人の主観で語っている。 また、解説の途中、何人かのメギドに対して辛辣な意見を

      • メギドPvP備忘録~2024年始の環境~

        定期的に「壊れた」メギドが実装され、最後の最後……12月にPvPそのものの定義を見直さざるを得なくなった2023年も終わり、2024年が幕を開けた。 そんな2023年の環境をまとめた動画を作ったが、今回は非常に長くなってしまった。これは反省せざるを得ない。 だがまあ2023年はあまりにもざっくりとしすぎると、それはそれで嘘になってしまう混沌の年だった。なので私に罪は無い。環境が悪い。 さて、前置きはここまでにして本題に入ろう。 混沌とした2023年を終え、2024年のP

        • 前田光世杯(仮)大会後記~メギドpvp考察~

          まず参加して頂き、最高の対戦を見せてくれた選手の皆さん。そしてこんなタイトルの大会を見に来てくれた暗黒金持ちの皆さんに感謝の言葉を述べたい。本当にありがとうございました。 突発的な大会だったが、割と多くの人に伝わり、盛り上がることができたのは非常に嬉しい。だがそれは私の力ではない、一緒に大会運営をしてくれたジョージ・ガモフックバンさんの力である。彼にも感謝を伝えたい。本当にありがとう。 さてここからは大会後記である。そもそも何故突然大会をしたのか?結果を見てどう思ったかに

        メギドPvP備忘録~『脅迫と囮』~

          PvP備忘録~メギドPvP考察~

          年末動画のネタがまとめられない。 流石に今年は色々ありすぎた。 なので元々私は何かしら一度書いてまとめる人間なのもあり、とりあえずだらだらと雑感を軽く書いてみようと思う。 なお、私はほぼ毎日PvPに籠ってはいるが、PvPは公式からの情報も無く、個人の主観で語っている。また何人かのメギドに対して辛辣な意見を述べることがあるかもしれないが、それはそのメギドの基本的な性能、人格を毀損する目的ではなく、あくまでPvPという特殊な環境での評価だ。ご理解いただけると幸いだ。 なお、筆

          PvP備忘録~メギドPvP考察~

          暴の化身の誕生。その名はRダゴン~メギドPvP考察~

          まず初めにこちらの動画を見て頂きたい。 9月3日に私はこの動画を投稿した。 何故ならPvPにおいて、Rダゴンは新たな暴力装置として活躍する……と思ったからだ。 9月5日。Rダゴン実装から5日目の今、私はその考えが非常に甘かった事を痛感している。 彼女はPvPの勢力図を塗り替える……Rジズ、タナトス、ブリフォー、Cアンドロマリウスのような、「壊れた」メギドである可能性が高い。 雑文ではあるが、今回はRダゴンが今どのようにPvPを壊しているのか……について語らせて頂ければ

          暴の化身の誕生。その名はRダゴン~メギドPvP考察~

          『2023年上半期のメギドPvPを振り返って』の余談~メギドPvP考察~

          まず、私が先日公開した記事……『2023年上半期のメギドPvPを振り返って』に対して、多くのRTやいいねを頂けた事に感謝を述べたい。 解説動画を投稿した時も驚いたが……どうもPvPの話題はそれなりの需要があるらしい。人口はほとんど変わらない……と言いつつ、最近は微妙に新規や復帰勢が増えている。 公式配信の影響力たるや。と言った所か。 さて、その記事の中で私はこんなことを書いた。メギドPvPの悲しきPvPモンスターは1ターン目1巡目から次のような会話をしていて、それができ

          『2023年上半期のメギドPvPを振り返って』の余談~メギドPvP考察~

          2023年上半期のメギドPvPを振り返って~メギドPvP考察~

          メギラジオでPvPが取り上げられる。数年公式から放置されていたPvPが再び日の光が当たる時が来た。 それが何を意味するのかは知るよしは無いが、ならば久しぶりにこうして筆を取る意味もあるだろう……こうして書いておけば年末のまとめ動画作るの楽だし……と思い、雑文であり、私の備忘録でもあるが、2023年上半期のPvPで何が起こっていたか……?を書いておこうと思う。 なお、私はほぼ毎日PvPに籠ってはいるが、PvPは公式からの情報も無く、個人の主観で語っている。また何人かのメギド

          2023年上半期のメギドPvPを振り返って~メギドPvP考察~

          2022年のPvPを振り返って~メギドPvP考察~

          月日が経つのは早い。2022年も残り一か月となり、メギド72ももうすぐ5周年を迎えようとしている。 そんな中で私は変わらずPvPをやっているし、その混沌さを紹介するために何本か動画を作ってみたところ、それが数多のソロモン王から注目を集めてもらえた。 正直なところ、メギドPvPの基本……PvPにおいて強いトランスや、よく採用されるメギド、オーブについて動画で語らせてもらえたので、今年はもう語るべき事はないな……とは思っていた。 しかし、振り返ってみると今年は今年で環境が蠢

          2022年のPvPを振り返って~メギドPvP考察~

          チェルノボグ追加以降のPvPの動向~メギドPvP考察~

          8月30日、チェルノボグの性能が公開されたときにPvP界隈は戦慄した。何故なら彼はカウンタートルーパーに2ゲージプラスするMEを持っていたからだ。 これにより、フォラスバニー、Cビフロンス覚醒スキル、Bフォルネウス奥義という連携が1ターン目1巡目から可能になる。 フォトン条件が良ければ、チェルノボグがスキルでネクロを発動させてもいい。 この連携がPvPを完全に支配する、または壊すという意見は多々見られた。実際の所どうだったのかと言うと……どうもならなかった。 チェルノボ

          チェルノボグ追加以降のPvPの動向~メギドPvP考察~

          今こそ勧めたいCオロバス~メギドPvP考察~

          ※この先9章2節追加メギドの性能的なネタバレがあります。  7月29日にメギド72では9章2節が公開され、新たなメギドが配布された。そのメギドを見た時、PvP界隈は沸き立った。そのメギドはネクロメギドだったからだ。おまけにカウンターに『戦闘不能時単体に1.5倍ダメージ』というMEを付与する。 「やべぇよ……」「PvPで猛威を振るうよ……!」「地獄が生まれた……!」  『メギド PvP』で検索するとそんなツイートが並ぶ。性能的には明らかにPvP向きのメギドだ。自爆ダメージ

          今こそ勧めたいCオロバス~メギドPvP考察~

          ブリフォーはPvPの破壊者足りえるのか?~メギドPvP考察~

           7月12日から開始されたメギドのイベント、「虚無のメギドと儚い望み」で、新たなメギドであるブリフォーが追加された。  彼女は実装前からPvPの破壊者となる……特に対ネクロ、対暴奏に対して……と言われていた。実装直後のPvEでの活躍を見る限り、彼女は非常にスペックの高いメギドである事は確かだ。  だがしかし、本当に彼女はPvPの破壊者になれるのか?PvPでの活躍を期待するうえで、大きな弱点があるのではないか?と私は思っていた。  手前味噌になってしまうが、先日行われた第4

          ブリフォーはPvPの破壊者足りえるのか?~メギドPvP考察~

          病と闘争と~ヒープリ、ダルのど考察~

          ヒーリングっど♥プリキュアの28話が終わった。月日が経つのは早いもので、ついこの間始まったと思っていたヒープリももう半分を過ぎた。そろそろようやく……本当にようやく映画も公開されるわけで、私の心は非常に生きてるって感じ!な事になっている。 そんな中で、ふと思ったことがあるので書いておこうと思う。 さて、昨今騒がれているのどかちゃんとダルイゼン……いわゆるダルのどなのだが、27話、28話で大きな進展を見せた。 ダルイゼンがのどかちゃんにメガパーツを埋め込み、そしてその後、ダル

          病と闘争と~ヒープリ、ダルのど考察~

          アルカプ勢から見たキュアぱず。あるいは狂った大友の喜劇の結末。

          3月26日、キュアぱずのサービス終了が告知された。 「やっとか」 私はそう思った。「やっと」だ。遅すぎたくらいだ。 とりあえず周りの様子を見る限り、反応は様々だ。悲しむ人もいる。喜ぶ人もいる。 私は後者だ。私は3年前、「アルカプ勢から見たキュアぱず」というタイトルで初期キュアぱずの惨憺たる様子を書き殴り続けた。 あの頃の私はあのゲーム未満に対して呪詛のような感情を抱いていた。そしてその濁り切った怨念は今でも私の感情の一部分を占めている。 そして今、私は再びこうして文章

          アルカプ勢から見たキュアぱず。あるいは狂った大友の喜劇の結末。

          33のおっさんがスタプリ映画でガチ泣きした話

           「映画スター トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて」が公開された。  感想は書けない。言葉で感想を綴って、言葉で語れる範囲にこの映画に抱いた気持ちを納めてしまえるほど、私は立派でもないし、真っ当でもない。  という訳でこの記事は感想ではない。タイトル通り、33のおっさんがスタプリ映画でガチ泣きした光景のレポートだ。  1人でも多くの人に見て欲しい、けれども私にはこの映画で何が描かれたのか、それを語る資格も権利も無い。なので私個人の内面の描写に集中して書くこと

          33のおっさんがスタプリ映画でガチ泣きした話

          イマジネーションと多様性と~スタプリ考察~

          スター☆トゥインクルプリキュアの32話が終わった。月日が経つのは早いもので、ついこの間始まったと思っていたスタプリももう30話をすぎた。そろそろ映画も公開されるわけで、私の心は非常にキラやば~☆な事になっている。 そんな中で、ふと思った事があるので書いておこうと思う。 スタプリには物語全体を通して重要なテーマが2つある。1つは「イマジネーション」、もう1つは「多様性」だ。 スタプリを視聴してる皆様に改めて言う事では無いし、今更な話ではある。 さて、こんな記事を読んでくださ

          イマジネーションと多様性と~スタプリ考察~