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霊能力がスゴイ人の青年時代5


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本物の「第8段階」に到達したら、おめでとう!」となって、エンディングテーマが流れるものだと思っていた。

実際、本には、「アガリ」と書いてあったし。

ところが、ボス敵をクリアして、やれやれ! と思ったら、今度は裏ボスへの世界が広がって、「さあここからが本番だよ! ビシバシ行くよ!」が始まった。

なんだこれ……

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実は、最近になって神様にコトの真相を聞いてみた。
あれはいったいなんだったのか? と。

簡単にまとめるとこんな感じ。

神が能力を渡すためには、その能力者が闇落ちしないという条件が必要。
能力を渡した後に、闇落ちされてしまったら、それは敵側にハッキングされた強力な兵器になってしまう。
敵側からちょっかいを出されても、自分で跳ね返せる防衛力を持たないと、危なっかしくて『神の能力』を渡すことなどできない。
だから能力を渡す前に、神の試練がある。

こういうことだった。

なので、霊能力というのは、多くの人が憧れるかもしれないが、

 ・ 初期……霊障でひどい目に遭わされる
 ・ 中期……マイナスよりプラスの方が大きくなる
 ・ 後期……魔境のテストがある
 ・ クリア後……試練頑張れ!

あまりいいことがない!

多くの人からは 成功した後の姿 しか見えないモノだが、実際に修行? 試練? ……途中経過とか、改めて振り返ってみると、こんな感じで、「耐久力テスト」みたいな「しごき」が、いろいろ待っている。

もしかしたら、自分だけなのかもしれないが。

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神のオーダー(仕事の依頼)は、この後にやってくる。

神様から、世の中に役立つ人 として認識され、実際に「任務」を与えられるようになるのは、これより後。

「神様に役立つ人になりますから、私に力をください」

普通の人でもこのように願えば、スッと願いが通って、力をもらえそうなイメージあるでしょう? 善側の人間は多いほどイイから。

そんな甘くないんですよ!

それは、心が純粋かどうか? を見られてるわけではない。

力を渡しても、闇落ちしないか? 生き残るかどうか? を見られてる。

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力を持つと、闇側に狙われるんですよ。だから、

 ・ この人には力を渡しても悪用しないか?
 ・ 闇側に襲われても生き残るか?
 ・ 寝返らないか?

このあたりのテストをクリアして、ようやく力を渡される。

だから、「第8段階」に到達した直後は、一時的には能力値は下がる。

力を欲しがる人は「第7段階」の頃の力を 惜しい と思ってまた「第7段階」に戻りに行ってしまう。
能力が削られても、別に気にせず「第7段階」に戻りに行かなかった人だけ、最後に試練があって、それをクリアした人にだけ、本物の力(第7段階のピーク時以上のモノ)が渡される。

今はそのように感じている。

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ちなみに、神のトレーニングは、霊能力だけではなかった。

『神の計画』というものが先にあって、こっそりスカウトされた人は、スポーツでいう『強化指定選手』としての『特別プログラム』がスタートする。

自分の場合は、それが ピアノの指導 だった。

ピアノ教師と霊能力に何の関係が??

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いっけん、まったく関係なさそうに思うかもしれないが、ピアノ教師 といっても私が指導する相手は、上級者

子どもや初心者ではない。特に高度な技術を求められる上級者なのです。

上級者の持ってくる楽譜は、毎回派手な曲。
なかには、自分の知らないマニアックな曲まである。

作曲家がやった「頭の中の音楽を楽譜の形で残す」とは、音楽を紙に書く行為なので、表現の全てを紙にうつすことまではデキナイ。

音符とテンポ指示と、表現の補足を書き加えることはできても、相手は「紙」なのだ。「録音」ではない。

当然その過程で、

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 本来の作者の頭の中の完成イメージの情報は
 『欠損データ』として、いくつも失われる。
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プロの演奏家は、その『欠損データ』……

楽譜の行間の部分を、高い音楽性で想像し、自身で補いながら弾く。
そうしないと、本物の演奏にはならないからだ。

アマチュア演奏家にはそれがデキナイ。

そんな発想すらない。

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だから、先生側が代わりにそれを見抜いてあげて、その見抜いたことを指導してるのです。

楽譜をパッと見ただけで、即座にその『欠損データ』を見抜き、指導する能力は、まさに、正解の謎解きそのもの。

まず、正しい形が見抜けないと、話にならないので。

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パッと見て、「この曲に必要な表現はコウ! そのための練習法はコウ!」と、毎回その場で『欠損データ』を見抜き、核心を捉えた適切な練習法を提案すること(謎解きのスキル)が、上級者相手の先生には求められる。

このプロセス……

『音楽相手の謎解き』というのが、知らないうちに、『古文書の謎解きスキル』の数稽古になっていた。

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知らない曲でもパッと見ただけで、音楽の本質を理解し、理想的な表現を見抜くのは、よく考えてみたら『古文書の解読』の技術と同質のものだった。

『楽譜』にはこう書いてあるが、作者は本当は、どんな音楽をイメージして書いてたのか? すると、ここに必要な表現はコウなって、そのための技術的な演奏テクニックはこうだから、そのための練習法は……

こんな感じで、書いてある表面的なことに騙されず、本質の方を見抜いて、さらにその為の練習法、目的地までのルート案内まで、『カーナビ』の誘導のように行っている。だから……

普通の教室だったら挫折してた人も、うちで習うと「成功」に変わってしまう。

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これは、『古文書の謎解き』と同じだった。

古文書の場合も、書かれてる文字を表面だけなぞると、とんでもない誤解に持って行かれる。

『神話系』の古典の訳の場合、書いてあるものをそのまま 国語力 で訳しても、残念ながら、見当違いのものが出力されてしまう。

訳者の実力不足や思い込みという、訳者個人に起因するミス もあれば、原文そのものに嘘 が混ざっていて、そのまま訳すと嘘に誘導されてしまうケースも。

だから、『神話系』の古典の訳の場合、『竹取物語』とか『枕草子』の訳などと違って『推理力』も必要になる。

嘘を見抜かないと、正しい訳にならない

そういう方向性から『原形』を追いかけないと、絶対に正しい形には行き着かない。

そして……
謎解きした後の説明。

それを、正確に原形を見切り、それを皆が分かる形で、順序立てて説明する能力……

ピアノの先生の場合は、毎回異なる楽曲を扱う。
一日の中でも、来る人の数だけ、一時間ごとに扱う曲が変わる。
まさに挑戦の連続。
そのたびに、このようにパッと見抜いて、パッと指導するプロセスが発生する。しかも、説明が下手だと伝わらないので、伝える力のスキルも必要。

だから、そういう指導の日々が、実は『古文書の謎解き』と、解いた後の説明スキルに役立っていた。そのようなトレーニングになっていたと、後から気づいた。

未知の領域に挑み、その本質を解き明かすプロセスを、たまたま毎日やっていた。日常的にこんな感じで『楽譜』の謎解き を 数稽古 していた。

そのようなバックグラウンド(背景)があった上で、なおかつ霊能力も抜群にあった上で、なおかつ『神様からのご指名』という、特異なキッカケで、『カタカムナの訳』を始めることになったのですが……

あれ??

これ、本当に「たまたま」だったのだろうか?
改めて整理してみると、今説明した流れは、どうもおかしい!

何らかの『神の計画』に沿って仕組まれた流れ に見える。

もしかしたら……

実は何年も前から、このような音楽の指導を通じて、『古文書の謎解き』の修行をさせられていたのではないだろうか?

……いったい自分の人生、どこからが、『神様からの特別な任務』の為の修行の始まりだったのか??

最初から『強化指定選手』としてロックオンされていて、コッソリいろいろトレーニングさせて、ようやく使えるレベルになったから、『カタカムナ』と出会わせたのではないだろうか??

そして話の流れはこのあと、こう続く……

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