霊能力がスゴイ人の青年時代4
もう「子ども時代」ではないので、タイトルはちょいと変更しましたが、前回の続きです。
本物の「第8段階」に到達すると、どういう特徴があるか?
まず、あれほど悩まされていた霊障が、突然、ピタッと止まった!!
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実際には、たまに散発的に変なのがやってくる事はあったが、こちらがもう相当強くなった後なので、たとえ勝手に雨宿りしてくる霊がいたとしても、自分が「ん?」と、その存在に気づいた瞬間には、もういなくなってる。
気づかれた瞬間、相手の方からサッと離れて、逃げていくようになった。
だから、「除霊」をやる必要がほとんどなくなった。
たま〜に、しつこいのはいるものの、それでも、
「どうする? 対決する? 自分で離れる?」
ときくと、皆離れていく。(→ 面倒なので、やる前に質問するようになった)
なので、霊障が理由で体調を崩すことは、完全にゼロになった。
ただ、特殊能力というか、「奇跡を起こす力」に関しては、今までの方が強かったかもしれない。
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前回の記事で言ったように、「魔境」の時期には、相手がエサを差し出して、おびきよせようとしてくる。
魅力的なエサにつられて、パクッと飛びつくと! 「はい、強めの霊能者1名確保!!」となってしまう。
奴らは気前がいい。
間違った方向に誘導して、自分たちのコントロール下に置きたいという意図があるので、気前よく、いろいろなことを叶えたり、能力を渡そうとしたりしてくれる。
このあたりは、人間界の特徴と同じ。
同じ。
だから、特殊能力というか、「奇跡を起こす力」に関しては、本物の「第8段階」に到達する前の方が、ピークだったかもしれない。
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つまり、霊能者というものは、自分でいろいろ能力開発して、自力でやってるつもりでも、意外にも 外側からの援助の力も大きい モノ。
その比率はどのくらいかは分からないけど、完全に自力でなんとかしてるわけではない ということだね。
さすがに興味そのものはあったな。
安全に受け取れるなら、ほしいとは思った。
ただ、それ以上に 危険を察知 していたので、危ないから飛びつかなかっただけの話。
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本物の「第8段階」に到達したあと、ほかにも変化したことはある?
これについては、皆の夢を壊してしまうようで、申し訳ないが……
『試練』がやってきた。
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どこまでが『霊能力』に起因するもので、どこからが『瞑想』によるものか?
そちらについては、自分でも境界線がわからないので、あくまで時系列として、そのあとはこういう感じになったよ……としか言えないが、『あくまで自分自身の経験では』と断った上で記憶の整理をしてみると……
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「第8段階」の最高域に到達した後は、試練がやってきた。
「おめでとう!」となって、エンディングテーマが流れるのではない。
ボス敵をクリアして、やれやれ! と思ったら、裏ボスへの世界が広がって、「さあここからが本番だよ! ビシバシ行くよ!」が始まった。
ひぇ~!! それは本には書いてなかったぞ!! 本には、「アガリ」と書いてあったぞ。
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強い力を持つ者。
それは、敵として対決すると厄介になるが、寝返らせて味方に引き入れれば、強力な援軍になる。
そして……
"one of them”(世の中にあふれているものの中の一つ)ではなく、”ONLY ONE”(滅多に見ることのない、特別な存在)という立場に立つと、向こうからも目立ってしまうのか、ターミネーターがやってくる。
ピンポイントで個人が狙われて、刺客がやってくる。
本当にヤバイのは、刺客
こっちのレベルが上がると、中ボスクラス、大ボスクラスまでやってくるのだ。
実際、西洋の悪魔に関しては、あまり詳しくないが、なんか変なのが来て、追い返した後、
さっき来た、あの変なのは何だ? 猫背で黒くて、ズングリムックリ……
そんな感じで、ネットで画像検索したら、今やってきた刺客は、ガーゴイルだったとか……
そんなのが日常茶飯事……ではないが、たまに、起こることもある。
ガーゴイルは、使い魔だからまだイイ。
もっとすごいのが来たときはビビった。大ボス。
みんなが名前を知ってる、ツノのある、アノ有名なあの人。
画像そのままだったよ。ああいうイメージ画像って、適当にイメージとして描いてるのだと今までは思ってたけど、結構正確。
で、その魔物と目が合った瞬間、
「ああ死んだな」
と感じたモノだった。勝てる、勝てない以前の問題として、瞬時に
「これは生きて帰れないやつだ」
と思ったモノだった。
そのわりにはなぜか今生きてるのだが、実は今でも、なぜ生きてるのかわからない。なぜ見逃してもらえたのか分からない。
刺客として、狙ってやって来て、実際にエンカウントした。
自分を狙い撃ちしてやってきたのだ。これは終わりのはず。
ただ、目が合ったものの、何も手出しをしないで帰っていったのだ。
助かる見込みはないと思ったのに、なぜか何も起こらなかった……。
今でも謎。
で、こういう感じのめちゃくちゃヤバイ経験が、覚えているだけで3回はある。
本物のホラー体験というのは、『稲川淳二の話』のような、ギャー!! ではないのだ。
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ただ、『カタカムナ』に触れるようになってからは、それもピタッと止まった気がする。
それが、『カタカムナ』のおかげかどうかまではさすがにわからないが、とりあえず直近1年は今のところ、何もない。
ヤバめの霊が、雨宿りしに来ることもなくなった。
なので今は、「霊障って何ですか?」「刺客ってなんですか?」というレベルまで、あの頃の感覚を忘れかけている。
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