見出し画像

Compostable cup

環境保護対策としてマイカップの重要性を私たちバリスタが訴えていくべきだと先日述べましたが、実際すべてのお客さんにマイカップを持っていただくのは難しいことです。

そのため店舗にてcompostable cup、すなわち堆肥可能な紙コップを使用して環境に配慮した形をとっています。

普通の紙コップは紙でできているからリサイクルできると思われがちですが、紙コップにはコーティングがついていいるため実はリサイクルできないのです。そこでこの堆肥可能なcompostable cupを多くのカフェで使用しています。

ですがこのcompostable cupを使用後にリサイクルにまわしても堆肥できずに結局埋め立て地に捨てられてしまうという問題があります。コンポスト専門の処理場でなくてはカップを分解して堆肥できないのです。

ニュージーランドの紙コップや持ち帰り用容器を製造販売しているメーカーでInnocent packagingという会社があります。この会社はPlant based packaging と言っていて、容器はすべてコンポストまたはリサイクル可能となっています。

この会社とWe compostというコンポスト専門収集会社が手を組んで堆肥可能紙コップ収集ボックスを各カフェに配置してコンポスト容器の収集をしています。それによって使用済み容器は直接コンポスト専門処理場に運ばれ、後に農場の肥料などに生まれ変わるのです。

Innocent packaging とWe compost のオーナー同士がビールを飲みながらこの収集ボックスのアイディアを思いついたらしいです。

マイカップを持つこと以外にもこのような取り組みが増える事によってサステナビリティの実現にも近づいていくと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?