見出し画像

コーヒーの種類について

久しぶりの投稿になってしまいましたが今日はコーヒーの種類について書きたいと思います。

コーヒーはアカネ科コフィア属に属するコーヒーノキの種子です。アカネ科の植物は主に熱帯地方を中心に分布していて、コフィア属は約40種類ほどあるといわれています。しかしその中で実際の飲用のコーヒーとして栽培されているのはアラビカ種、カネフォーラ種、リベリカ種の3種のみです。その中のリベリカ種は病気に弱くアラビカ種より味が劣ることから研究用などに栽培され、日本にはまったくはいってきていません。

ロブスタ種(カネフォーラ種)

本来はアラビカ種にはカネフォーラ種が対するが、ロブスタ種が定着してしまっているため、カネフォーラ種=ロブスタ種となっています。

ロブスタ種の栽培高度は500m以下の低地、高温多湿地帯で生産され、病気や害虫に強く手入れをあまり必要としません。実が多くつくので一本の木からの生産量が多いです。大量生産向けのコーヒー、インスタントコーヒーや缶コーヒーなどに使われています。

ロブスタ種の香りは独特で苦みが強いのが特徴です。ロブスタは英語のRobust(丈夫、強い)からきています。

カフェインの含有量は平均3.2%前後と高いのが特徴となっています。

アラビカ種

アラビカ種の栽培高度は500m~2000mの比較的冷涼な高地で生産されて、ロブスタと比べて乾燥や病気に弱いく雨量や土壌が限定されています。

優れたフレーバーをもち、高品質なストレートコーヒーを提供されているのがこのアラビカ種です。

カフェインの含有量は1.5%ほどです。

次回はアラビカ種の種類について述べたいと思います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?