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仙台89ers:2021-22シーズン 第32節(4/23,24 Away Game vs越谷 at 越谷市立総合体育館)プレビュー

◯これまでの仙台

コロナ禍でほぼ試合ができなかった2月を経て、3月以降ちょいちょい活動停止や試合消滅もありながら、9勝3敗のまずまずいいペースで勝利数の上積みに成功(そのうち2敗は勝利がスルリと掌からこぼれる悔しいものでした)。

ポストシーズンに向けては昇格の座を争うであろう香川やFE名古屋との対戦が消滅してしまい、現在の仙台の力量的な立ち位置もやや不透明ではありますが、前節福島戦ではしっかりとダブルをとって、順位争いで大きく優位に立つことができました。これをもって東地区2位のクリンチまでマジックは2、本来であればレギュラーシーズンの最終節になるはずだった今節越谷戦でマジックを自力で消化したいところです。

◯越谷アルファーズ

昨季はレギュラーシーズン、ポストシーズンシーズンとも散々煮湯を飲まされ続けてきた東地区のライバルチームの一つ。

相変わらずバッツとブラッキンスのツインタワーは脅威ですし、今季加入の松山のアウトサイドも強力ですが、今季は各クラブそれぞれに対抗手段を見出してきているようなところはあり、昨季ほどの勝ち星を積み上げられてはいません。

また越谷は今季コロナ禍の影響を愛媛と並んで大きく受けてしまったクラブで、消滅試合は12にものぼり、レギュラーシーズン総Game数は今節と残り代替開催2Gameを含めて48と80%の消化率で終わりそう。

とはいえWC争いをしていた愛媛の試合消滅に伴って、すでにポストシーズン進出はクリンチ、今後の福島の結果次第にはなりますが東地区3位となる可能性もわずかながら残されている以上、残り4Gameを必勝の構えで来ることは間違いないでしょう。

◯今節の展望

今季の仙台はバーレルやメインセといったバッツに対抗しうるインサイドを構成した上でアウトサイド主体のオフェンスと、インサイドでのバッツへの徹底したディフェンスでもって、ここまでHome Gameでは3勝できています。

しかしながら、Awayでの対戦では今季行なっている1Gameでは最終盤の試合運びで冷静さを失い僅差の敗北、昨季もポストシーズンの3位決定戦での悔しい敗北やポストシーズン直前の対戦でナッシュが大怪我など、なんだか相性がよろしくない感じがあります。

とはいえ仙台としては東地区2位を早々にクリンチしたいですし、西地区の順位争いとプレイオフのブラケット位置を考えると一つでも多くの勝ち星を増やしたい思惑もありますから、今季のHome Gameの再現を図って越谷の攻撃を封じ込めて、勝利をもぎ取りたいところです。

やはりそのためにはインサイドに鎮座する帝王バッツは徹底的にマーク、隙あらば3Pを狙ってくるブラッキンス、松山、畠山といったシューター陣もしっかりケアしたインサイドアウトサイド共にインテンシティ高いディフェンスの遂行が必要不可欠。先の青森戦のように、アウトサイドのケアが弱かったようなディフェンスは禁物です。

オフェンスについては、Homeではアウトサイドをよく決められていたことは良かったですが、その日のシュートタッチでその出来は左右されてしまいます。このところアウトサイドが好調な片岡、3P職人寒竹や月野、神里といったガード陣、仙台ではディフェンスの要としての活躍も目立つ田中がどれだけ精度良く3Pを沈められるかもポイントになってきましょう。

今節はAway Gameではありますが、前節に続いて最終盤の大一番の一つということもありますので、不肖ワタクシも現地に行って黄援する予定です。現地で、そして画面越しで皆一丸となって黄援して、今節で地区2位を決定できるよう後押しいたしましょう!

それではまた。

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