◯B2プレイオフ展望

4/27代替開催後の勝敗表は下記の通り。

各クラブの最終代替開催を踏まえたプレイオフのシード争いをまとめてみましたので以下に。

①1位間順位争い

FE名古屋が既に東地区1位とシード順1位が確定。

以下の条件を満たすと香川が西地区1位、シード2位
①香川1勝以上
②香川2敗かつ熊本2勝1敗以下

以下の条件を満たすと熊本が西地区1位、シード2位
①熊本2勝かつ香川2敗

②2位間順位争い

仙台は東地区2位を確定、すなわちシード3位or4位も確定。

以下の条件を満たすと仙台がシード3位
①仙台1勝1敗以上
②仙台2敗かつ熊本が1勝1敗以下
③仙台2敗かつ西宮が2勝
（西宮は西1位にはなれないため）

以下の条件を満たすと熊本がシード3位
①熊本2勝かつ香川1勝1敗以上かつ仙台2敗

以下の条件を満たすと西宮がシード4位
①西宮2勝かつ熊本1勝1敗以下

以下の条件を満たすと香川がシード4位
①香川2敗かつ熊本2勝

③3位間順位争い

福島は東地区3位を確定、すなわちシード5位or6位も確定。

以下のいずれかを満たすと福島がシード5位
①福島1勝かつ西宮2敗または熊本2敗

以下のいずれかを満たすと熊本がシード5位
①熊本1勝1敗かつ西宮2勝
②熊本2敗かつ西宮1勝1敗かつ福島1敗

以下のいずれかを満たすと西宮がシード5位
①西宮2勝かつ熊本2勝
②西宮1勝1敗かつ熊本1勝1敗以上
③西宮2敗かつ熊本2敗以上かつ福島1敗

水曜開催で佐賀勝利、越谷敗北となりましたので、シード7位佐賀、8位越谷が確定。

◯これまでの仙台

まずはプレイオフクォーターのHome開催をクリンチしてからの、そのプレイオフに向けて総仕上げたるべきレギュラーシーズン最後のHome3連戦1戦目は青森に危なげなく勝利、若手の活躍もあって選手層に厚みが増してきている印象です。

レギュラーシーズン最後の相手は仙台Homeでの対戦がbjリーグ以来、Bリーグとなってからは初めての対戦となる福岡です。

◯ライジングゼファー福岡

シーズン開幕後しばらくは仙台や西宮、香川といった現在の上位陣からも勝利を挙げるなど白星先行で上位をうかがおうかという順位に位置していましたが、コロナ禍での中止・消滅試合を余儀なくされていった2月以降は失速し、早々にポストシーズン出場レースから脱落してしまいました。

あまり福岡の試合を見ることがないのでなかなかインプレッションも記述しづらいところはあるのですが、福岡としては得点能力の高いレモンをはじめとしてジョーダン、ビバリーといった外国籍選手がいかに気持ちよくプレイできるか、その周辺の日本人選手がどこまでサポートできるか、というところでしょうか。

日本人選手としては元仙台の白戸、PGの丹野、ベテラン本多が引っ張る形となりましょうが、特に今節に限っては白戸に恩返しの活躍をさせるわけにはいかないのでしっかり止めることが必要になりましょう。

◯今節の展望

シーズン初頭のAwayでの福岡との対戦は、1勝1敗のタイ。Game1ではインサイドを制圧することで勝利するもののGame2はゾーンディフェンスを攻めあぐね3P精度も上がらない中でGame1とは逆にインサイドを攻略されての敗戦となりました。

仙台の最近のゾーンディフェンスへの対処としては、3Pを多投し空中戦を仕掛けて外へ相手ディフェンスを広げたところでインサイドへのアタック、という形が多い印象。そういう戦い方を今節もするのであれば、前回との福岡戦との違いは何といってもヤングオフェンスマシーン岡田の存在。この若武者の活躍いかんが今節の行方を左右するかもしれません。

３Pといえばランキングに名を連ねる寒竹以外にも、片岡がランキングイン条件を満たしてはいないものの45%を超える3P決定率と今季絶好調。また今季はディフェンスタスクに重きを置いている田中のタッチが復活の兆しですし、さらにここ終盤からプレイオフに向けてタッチがあってきた月野もいて、外からの攻撃は前回対戦以上のものがあるはず。

インサイドについてはバーレルやメインセが普段通りの活躍をしてくれれば大きな心配はないと思いますが、福岡の得点源であるレモンをどこまで止められるかも注目ポイントですね。

奇しくも水曜の青森戦からプレイオフクォーターまででHome5連戦（または6連戦）が確定している仙台ですが、曲者福岡が相手ではありますがしっかり連勝を決めてレギュラーシーズンの有終の美を飾るとともに、プレイオフに向けて弾みをつけられるといいですね。我々もいつも以上にしっかり黄援することにいたしましょう。

それではまた。