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卒検備忘録〜一本橋が苦手なあなたへ〜

卒検合格!晴れて二輪ライダーへ✨

 標題をご覧になればわかるように、普通二輪の卒検に合格しました✨
 第一段階の見極めで補習を受けるように言われたり、一本橋できない地獄にハマったり…
決して平坦な道ではなかったけど、こんな僕でも卒検の合格をもらい、レブル250とのツーリングライフを楽しんでいます。
 そこで自分の備忘録として、またこれから卒検を受ける!とか、これから普通二輪の免許を取得する!って思っていらっしゃる方の参考になるように教習の記録を振り返ろうと思います。

全てが順調な第一段階前半

 第一段階前半は、クラッチ操作や直進を走る、感覚の大きなスラロームなど、バイクの挙動に慣れることが中心の練習でした。クルマではMTを取得し、マツダのロードスターを乗ってきたせいか、クラッチ操作にはそれほど苦戦しませんでした。クラッチのつなげる動作が足から手に変わったおかげで感覚を掴みやすくなったと思ったくらい。ふかしながら繋げて、スピードが乗ってきたら完全に繋げる。楽勝でした。

徐々に牙を向く、第一段階の課題たち💦

8の字、クランク

 第一段階中盤から後半になるにつれて課題たちが僕の前に立ちはだかります。まずはスラローム。これは簡単です。規定秒数前に通り過ぎればいい。2速のままでアクセルとフットブレーキで調整すればいい。やることがシンプルで簡単でした。
 苦戦したのは8の字です。この頃は2速でどれくらい粘れるか分からず、すぐに1速に落として半クラで8の字にチャレンジしていました。半クラで8の字、しかもウインカーを消したり止めたり。とっても忙しかったです。半クラだと勢いがなくなってバランスを崩しやすく、すごく疲れました。クランクも同様の理由で、クリアーはできるけど、とても疲れたのを覚えています。

魔の一本橋

 そして、僕の普通二輪教習最大の敵が現れます。それは「魔の一本橋」。とにかく、台に乗れない。乗ってもすぐに落ちる。嫌なイメージが蓄積される。失敗を繰り返す。悪循環でした。これはできそうもない。諦めた方がいいかも。そんな気持ちにさせる、細くて長い橋でした。

 第一段階はバイクの操作に慣れなければいけない大切な時期。やることが多すぎてパニックになることも多かったです。そして一本橋の自分のできなさに嫌気がさす時期でもありました。

第二段階

 第二段階のメインは法規走行です。法規に沿った運転ができるかどうかが問われます。コースを覚え、右左折のタイミングを覚え、課題走行をこなし。とにかくやることが多かったです。
 第一段階から苦手な課題走行でも、やることが多すぎてパニックになり💦不意にクラッチをつなげてコースアウト!っていうことも体験しました。

 教官の神のお告げ

やることが多すぎてしんどそう

 こんな声をかけていただきました。僕の気持ちを代弁するようなお言葉。その後の教官のアドバイスはシンプルでした。8の字は2速のままでスムーズに通過。クランクは1速の断続クラッチを使って通過。曲がり角は2速のままでも曲がれるよ。
 これらのアドバイスで、課題走行中にやることが減りました。ハンクラやアクセルワークに気を使わなくて済む。その分、合図や安全確認に時間を使え、余裕が増えました。
 スラローム、8の字、クランクについては、課題意識が消えました。

やっぱり苦手な一本橋

 一本橋の練習ばかりしたかったですが、他にも教習項目があり、そればかりをしていられない状況。仕方ないから通勤の合間に愛車のカブで滑らかな発進の練習を繰り返していました。
気をつけることはスムーズは発進。ハンドルの細かな操作。この2点です。

久しぶりの本番では?

 久しぶりに教習のコースで一本橋をすることになりました。「どうせうまくいかないよね』と思いながら、それでも精一杯自分で気をつけると決めた項目を気をつけてやると、あら不思議。スムーズに渡れます。失敗が一度もなくなりました(卒研が終わるまで一度も😅)
 あの頃の自分はなんだったの?って思いましt。

Aが無理なら、Bをせよ

 一本橋の体験から考えたことです。
Aが無理→ずっと練習をする。それでも無理→自己肯定感が下がる。
 これがパターンでした。でも今回はAは無理→とりあえずまずは自分ができそうなBをしてみる。という工程を進みました。
 これが奏効したと言えます。Aは無理だけど、Bをやってみる。Bの課題の中にはAを達成する上で大切なバランス感覚やスムーズはクラッチワークが含まれていたんですよ。だからBの練習をしている間に知らない間にAの技能も培うことができた。

仕事にも繋がるよね。

 例えば掛け算の仕組みを理解することが難しい児童がいるとします。そんな時に苦手意識を持っている掛け算の、ましてや仕組みを理解させることは難しいです。
 掛け算の九九を知っていたり、図にあらわして考えたり、問題場面を読み取ったり…
色々な課題があるからです。そんなときはとりあえず九九を覚えることに専念してみる。単純に九九を暗唱している間に、掛け算の仕組みの気づけるかもしれない。問題に取り組むときに掛け算のしなければいけないという課題が減る。敷居が低くなる。そんなことを考えていました。

ちょっと長くなったので、ここで一回区切ります。

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