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【深夜のコラム】 ラーについて

【深夜のコラム】

ひと昔、「マヨラー」という言葉が流行った。

このマヨラーというのは、マヨネーズを好物とする人種のことであり、

あらゆる食べ物にマヨネーズをかけて食べたり、

持ち歩いたりする人々のことをさすようだ。

僕といえば「味ぽん」が大好きであり、それこそこの時期は、

何にでも味ぽんをかけて食べたり、

バッグに忍ばせ持ち歩き、飲食店で出てくるサラダに

かけて食べたりしている。

そう、僕は「ポンラー」である。

ポンラー

イマイチな響きだ。

ポン引きみたいでかっこよくない。

そもそも「マヨラー」は90年代半ばに当時のマスメディアが、

「アムラー」(安室奈美恵の模倣者達)ブーム にかこつけて、

様々なものに安直に「ラー」の語尾を付け普及させたのが

始まりである。

ということで、味ぽん好きを現代風に言い換えると

「iPone」ということになろう。

味ぽん好きが13人集まれば「iPone13」である。

山イモ鉄板に、味ぽんを手際よくかける動作を

「smart pone」とでも呼ぼうか。

最後に「e」が付くのがかっこいい

猛暑の時期、食卓にはこの「smart pone」の花が咲くであろう。

じゃあ、食べるラー油は何と呼ぼうか?


つづく


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