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新型コロナウィルスの流行で思いだすこと、の巻。

宮城県でも、仙台市で感染者が発生しました。
そのため、名取市でも公共施設の臨時休館となりました。

明日、3日(火)からは小中学校の臨時休業も始まります
まさか木曜日の夕方に、あのような大きな発表があるとは誰も思っていなかったので、教育委員会を始めとした行政も、週末を挟んでの突貫準備で、かなり振り回された、というのが実態です。

世界的な感染症ということで、忘れられないことがあります。

SARS(重症急性呼吸器症候群)です。
中国を中心に、
2002~2003年ころに流行しましたよね。感染が終息した頃、中国に出張したことは、今でも忘れられません。

当時、勤めていた会社の系列(というか兄弟)会社が中国に設立されたので、その立上げのため中国に出張したのです。行先は江蘇省無錫市です。
誰でも知っている上海市と南京市の中間にある街で、太湖(たいこ)という、大きな湖に面しています。

当初の予定だと、SARSが流行し始め~感染拡大の頃に、出張する予定だったと思います。日々、ニュースで中国での流行のことが取り上げられていました。
が、流石にその時期に渡航するのはマズイでしょ!と我々も抵抗したこともあって、延期されたのです。

それと個人的なことですが、これが初めての海外渡航だったのです。(パスポートをこのときに初めて取得した)
まさか「海外初体験で危険なところに行くなんて・・・orz」と考えたものでした。今となっては笑い話になりますけど(^^;)

そんなこんなで、結局渡航したのが2003年7月。当時の写真がいくつか出てきました。

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これは病院の前を通ったときに撮った写真のようです。「非典」というのが中国語でSARSのことです。

ホテルの前に、大きなロータリーがありました。

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こちらにもスローガン的なことが書かれていました。
写真を見てみると、人々が普通に自転車等で走っていることから、かなり落ち着いた頃だったようです。

日本ではSARSの話題は「対岸の話題」程度だったような記憶があります。
まさかそんなところに自分が実際に行くとは思わなかったのが正直なところです。

私がこのSARSから学んだことは、冷静な対応と情報の整理というところでしょうか。行ってみたら、思ったよりも普通だったのがありますので。

SARS流行から17年が過ぎて、まさか同じような世界的な感染症が出て来るとは。
対岸の話題ではなく、宮城でも感染者が出たということで、身近といえば身近なのですが、何となく実感が無いです。

そして、17年経ってここまで世界的な流行になった理由や、その違いについてが知りたいし、学ばなければならないと考えているところです。

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