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段ボール箱チャレンジの結果と、長年連れ添った大切な置き時計との最後の時間の迎え方。

私が考えた段ボール箱チャレンジ。
引っ越し後、そのまま段ボール箱に入れっぱなしになっていたモノを捨てるチャレンジ。


捨て決定アイテム
・ハンガー20本ぐらい
・エプロン やっぱりエプロンしなかった
・置き時計 



この置き時計、思い入れが半端ない。


なぜなら、
ファイナルファンタジーコレクション アニバーサリーパッケージに同梱していた、ティナのイラストの描かれた、かなり限定の置き時計なのだ。


ファイナルファンタジーという国民的ゲームの、PS版の4,5,6がひとつになったもの。私はFF6が一番好きなので買うしかなかった。

ちなみに、私は歴史オタクであるが、学生時代、かなりのゲームっ子だった。
ゲーム好きが抑えられず、ゲームを作る仕事までしていたのだ。


このソフトは、はじめのはじめから忘れがたい。

1999年3月11日発売なのだが同タイミングで自動車学校に通学中。これを開けたら免許取れなくなると思い、免許が取れたら箱を開けようとしたら、何度も最終試験落ちて結果的に免許取得できたものが3月30日になって、その後ゆっくりFF6からプレーして、おまけに、その免許取得日が結婚記念日になるという不思議。


購入してから20年以上が過ぎ、私の引っ越しに、ずっと、ずっと、ずっと、ついてきた。


でも去年から壊れて動かなくなってしまい、またサビみたいなものでてきた。
なので、松江で一度捨てようとゴミ箱に入れた。

しかし、もう一度取り出して広島までもってきた。


そして、この一ヶ月、ずっと箱の中だった。

率直な感想は、

もう、大丈夫。


その現物を持たなくても、ずっと私の心の中にいる。


私の半生をともに生きてきた仲間そのもの。これからもずっと、心の中で一緒に引っ越しをするだろう。


もう、大丈夫。


という感想だった。


結果としては、捨てなのだが、
思い出の深いものに対しては、とことん付き合った結果、こういった捨てもあるようだ。


私も、強くなったな。


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