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【ポケモン剣盾シーズン8】ただパッチラゴンを通したいだけ

タイトル通りである。エースバーンやゴリランダーなどの御三家に夢特性が追加されたり鎧の孤島でポリゴン2やウルガモスなどの新ポケモンが追加されたりと6月以降の環境はソフト発売当初とは大きく変わっていった。そんな中で現環境で一番適していると思ったパッチラゴンを中心に構築を考えてみた。

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【コンセプト】

パワーあるポケモンを先発に出して場を荒らす+受けられるポケモンで相手の物理ポケモンを受ける+個人的に一番ダイマックスで暴れられるポケモンだと思っているパッチラゴンで詰めるという流れを考えており、その先発要員としてポリゴン2マリルリドリュウズ、物理受け要員としてドヒドイデウインディ、エースとしてパッチラゴンを採用という形に収まった。


【個体解説】

ドヒドイデ
持ち物:黒いヘドロ
特性:さいせいりょく
性格:ずぶとい
努力値:157(252)-×-224(252+)-73-163(4)-55
技構成:ねっとう、じこさいせい、どくどく、トーチカ

物理受け要員その1。といっても選出することはほとんどなかった(数十戦やって3,4回)。とはいえドヒドイデの受け性能は素晴らしくダイマックスターンを枯らすということもしばしばあった。


ポリゴン2
持ち物:しんかのきせき
特性:ダウンロード
性格:ひかえめ
努力値:191(244)-×-110-172(252+)-115-82(12)
技構成:じこさいせい、ほうでん、トライアタック、れいとうビーム

先発要員その1。鎧の孤島で新しく追加されたポケモンのうちの1体でありHBに特化したポリゴン2も存在するが、このポケモンはそれなりに特攻が高いので特攻に特化させて、さらにダウンロードで運が絡むものの特攻を上げることで初手から相手のポケモンに負荷をかけられるとして採用した。実際にダウンロードで特攻が上がればHBカバルドンをれいとうビームで乱数1発にするくらいの火力を持っている。この構築では基本的にパッチラゴンでダイマックスを切ること前提としているが、場合によってはこのポケモンでダイマックスを切って相手に圧をかけていくことも可能である。ちなみに素早さは同速意識で12振ってみた。


パッチラゴン
持ち物:いのちのたま
特性:はりきり
性格:いじっぱり
努力値:166(4)-167(252+)-110-×-90-127
技構成:でんげきくちばし、げきりん、ほのおのキバ、つばめがえし

この構築の大エース。選出率は8割を超えており、大体のポケモンはダイドラグーンやダイサンダーで蹴散らしていった。性格は最速の方がパッチラゴン対面では有利かもしれないがどうせドラパルトには勝てないし、そもそも意地っ張りの時点でSが1段階上昇すれば最速エースバーンの上取れるので火力を重視し準速意地っ張りで採用した。張り切りポケモンのサガなのかもしれないが、ダイマックス状態の時は必中の超火力を発揮する代わりに非ダイマックス状態だと命中が一気に不安になり、そのせいで負けた試合もあるのですごいギャンブル性のあるポケモンだなと思った。


ウインディ
持ち物:たべのこし
特性:いかく
性格:ずぶとい
努力値:193(220)-×-138(204)-121(4)-101(4)-125(76)
技構成:かえんほうしゃ、バークアウト、あさのひざし、おにび

このウインディの努力値振り、技構成は以下の記事を参考にした。

物理受け要員その2。採用率の高いエースバーンやゴリランダーに対して後出しから容易に対処できるポケモンがいないかと探していたところこのポケモンにたどり着いた。参考にしていた記事ではりゅうのはどうを入れていたが、ドラパルトやその他特殊ポケモンへの対抗策として私はバークアウトを採用した。特に上述したポケモンたちや物理ポケモンに対してはまあまあ有利に立ち回れたが、ポリゴン2やドヒドイデなどのある程度の耐久を持つポケモンに対しては泥仕合と化したこともあった。バークアウトは強い技ではあるが、火力が足りないというデメリットもあるので、ここの枠はりゅうのはどうやねっさのだいちなどでもいいと思った。


ドリュウズ
持ち物:きあいのタスキ
特性:かたやぶり
性格:ようき
努力値:186(4)-187(252)-80-×-85-154(252+)
技構成:じしん、がんせきふうじ、アイアンヘッド、つのドリル

先発要員その2。この枠は当初鬼火祟り目ドラパルトを使っていたのだが、あまりに選出しなかったので地震でドヒドイデに打点があり岩石封じでS操作ができるドリュウズを採用した。シーズン終了数日前から使っていたのだが、襷を生かして確実に2回行動できるのが本当に偉かった。特に岩石封じで相手のSを下げる動きが強く、後続のパッチラゴンでS下がった相手を起点に無双するという展開で勝つ試合も多かった。個人的にかなり気に入っている。つのドリルでの運ゲーもできるし。


マリルリ
持ち物:とつげきチョッキ
特性:ちからもち
性格:いじっぱり
努力値:206(252)-112(252+)-100-×-101(4)-70
技構成:じゃれつく、ばかぢから、アクアブレイク、アクアジェット

先発要員その3。Hの個体値をすばらしい(U)で妥協したら実数値1低くなることをシーズン終了の数日前に気づいたけどそのまま使った。Dの4振りはポリゴン2のダウンロード対策。このポケモン自体もAの実数値は低いもののちからもちで結構パワー出るのでとりあえず先発で出してじゃれつくやアクアブレイクで削っていく。とつげきチョッキを持っているので不一致弱点の特殊技なら何発か耐えるところが偉い。先発要員としてはポリゴン2、ドリュウズの方が使いやすかったためあまり選出されなかったが、パワーで相手の受けを許さないので出したらそれなりに活躍した。


【選出、立ち回り】

基本的にポリゴン2、ドリュウズ、マリルリのうち1体を初手に出して、クッション・受け用にドヒドイデ、ウインディ、エースとしてパッチラゴンという選出が多い。立ち回りとしては、初手に出したポケモンで1~2体もって行ってからパッチラゴンでダイマックスという展開が多いのだが、自分が初手に出したポケモンと相手が初手に出したポケモンの相性がイマイチの場合は受け用のポケモンを出してお茶を濁すという形になる。

パッチラゴンがエースなのだが、前述したようにポリゴン2も十分制圧力があるポケモンなので、ポリゴン2+5体から2体みたいな選出もできる。その場合はポリゴン2でダイマックスを切って相手のポケモンを倒していくことになる。


【苦手なポケモン】


・ドリュウズ
 この構築は地面弱点が4体いるという欠陥構築なのでドリュウズがキッツイ。目には目をじゃないがドリュウズにはドリュウズをぶつけて岩石封じからの地震やウインディでの威嚇などでなんとかする。

・パッチラゴン
 ドヒドイデはカモになるしウインディは威嚇入れても安定して耐えられないしでキツイ。不利対面とっても裏に退きにくいという点で厄介。張り切りの2割はずしに期待するしかない。

【結果】


TNひろひろ
最終順位12880位

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【終わりに】


今までガチな対戦はほとんどやったことがなく(BW2の時期に友達と努力値振ったポケモン使って戦うことはあった)、ポケモン剣盾から本格的にランクマッチを始めた身としては1回くらいは最終4桁に載せたいと思いながら毎シーズン戦っていたがなかなか難しかった。特に最終日はあと1勝で4桁に乗るという試合も多かったが、同速対決に負けるなどしてことごとく阻まれてしまった。とはいえ個人的には自己ベストを更新する結果だったのでそれなりには満足。8月こそは4桁に載せたい。

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