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レコーディング風景④エレキギター

昨日、『悲しい事はないさ』の
歌詞を公開しました。

今回は歌詞を大事にして作業を進めましたが

歌詞の世界観を活かすためにギターが
活躍したなと思っています。

この話は、前のバンドを辞めたあたりから
始まります。

デモ音源を録りためて聴いていた時に
ある事に気が付きました。

それは今まで持っていたギターだと
音が前に張り付いていて空気感が
あまりない事。

宅録をしていますが
やはり出来る限り生のバンドサウンドに
近付けたかったのです。

どこか物足りなさを感じていた
そんな中、たまたま安く手に入れた
fullertoneのベースで録音してみると

CDで聴いた事のある
太く空気感を多分に含んだ音が
録れていました。

もしやと思ってfullertoneのギターを
試奏してみてやはり素晴らしくて
何本か試した結果、テレキャスターを
購入しました。

これが今回のレコーディングの
ほとんどの曲で使用したギターです。

fullertone guitars というブランドは
都内の某楽器店が企画した
ビンテージギターをモチーフにして
作ったもの。

作りや鳴りが素晴らしく
本当に昔のフェンダーを弾いているような
感覚でした。

これに出会う前にビンテージの
フェンダーのギターも弾いてみて
良かったのですが
100万円以上するので到底買えません。

この一本は、fullertone 5周年記念に
製作された特別なもので

三本一緒に作られた内の一本が
レッドツェッペリンのジミーペイジが
持っているそうです。

試奏の時に、アンプを通さない生の音が
アコースティックギターみたいで
何だこれはと思いながらアンプに繋いだら
アンプの奥から音が鳴っていて
今まで体感して来なかった音が出ていました。

まさに自分の一生物の愛機を見つけたと思い
今まで持っていたエレキギターを
全て手放して購入しました。

それだけの価値があったし
レコーディングで大活躍してくれました。

ギター録音は
アンプシミュレーターを使ってますが
このギターのおかげで
かなり生々しい音で録れています。

ちなみにエフェクターは
これまたほぼアイバニーズの
TUBE SCREAMER MINIで録音してます。

使ったアンプシミュレーターは
two notesのトーピド キャブ

12弦ギター、シタール以外のギターパートは
この3つの組み合わせで
バッキングギターから
ギターソロまでほぼ全て録音しています。

『ラジオの塀』だけ違う歪みエフェクター
使ったな。

でも手に入れ易いものしか使っていません。

このテレキャスターが自分の
そして1stミニアルバムの
ギターサウンドの要と言っても
過言ではないでしょう。

先日もはるバンドでも使いましたが
素晴らしい音でした。

これからもレコーディング、ライブで
使い続けることでしょう。

光生


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