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1粒の石で、鳥を4羽でも5羽でも落とせるように事業を設計する

こんにちは。佐藤大朗(ひろお)です。
タイム・イズ・マネーとは、言いますが(落語の枕みたいですね)、タイムもマネーも、人間にとって有限な資源であり、数値化して測定可能、という点が似ています。

「時給労働者」のように、寿命(タイム)の切り売りして、賃金(マネー)を得る、という、セコい枠組みだけで捉える必要はないです。それだけではもったいないです。

タイムもマネーも、なるべく有効活用し、「居ながらにして」増殖させていくことが出来たら、きっと人生は楽しくなります。過去の成果のおかげで、未来にやれることが増えてゆきます。
それを考えるときに、「一石二鳥」というコトワザは、アイディアのヒントをくれると思います。
1回だけ時間を使って、作り出した成果が、次々と利得をもたらしてくれたら、それは、とても有益な時間の使い方です。

いま私がやっている1つのことが、どれだけの成果に繋がっていく(見通しがあるか)を、書いてみようと思います。関係者がいたり、未発表情報が混じっていたりします。ボカしてしまうのは、お許し下さい。

あるひとつの文章(古典漢文)を翻訳することで、
1.本邦(日本)初の翻訳が誕生し、文化史に貢献
2.翻訳の報酬(お金)を、私が受け取れる
3.私が主催の翻訳プロジェクト全体が進捗する
4.予約受付中の書籍の原稿として転用できる
5.調査報告のレジュメに織り込める(かも知れない)
5.地域にまつわる論文のネタになる、発表できる
6.別の論文誌に書いているものの続編ができる
7.次に任されるかも知れない専門書の予備作業

重複がないように挙げてみました。
固有名詞を書けないので、重複して似ているように見えますが、それぞれ別の名義、団体に関することです。むしろ、ここからさらに細分化し、「どのように別の活動につながり、発展させていくか」という、箇条書きを長くするほうが、簡単にできそうです。

少なくとも、一石七鳥をねらえる作業をしています。

これは偶然、こうなったのではなくて、「わざと」です。
意図的に、1つの作業の成果を、各方面にさまざまなアウトプットができるよう、活動を設計しています。
新しいことを始めるとき、シナジー?効果を生むかを考えます。新しいことをお受けするときも、ぼくが得意なのか、ぼくにとって得があるのか、を考えています。
ここでいう「得」というのは、金銭的なことだけじゃなく、自分の価値を増すのか。今回の記事に引きつけていうなら、「自分にとって、より多くの時間をもたらしてくれそうか」です。
例えば、ある仕事を成し遂げ、スキルが磨かれたり、名声が上がったり、人脈が増えたり、肩書きが付いたりしたら…、どうなるでしょうか。それ以前、まる1日かかったことが、2時間でできるようになったなら、それは「時間の得」です。
これぞ、 #数値化して測定可能

タイム・イズ・マネーとは言いますが(2回目)、時間は、「一度使ってしまったら終わり」という使い方ではなく、
何重もの成果に繋がり、新しいタイム(ついでに新しいマネー)を生むように、活動を設計してみるのって、大事だなって思います
#やっぱりお金と似てる

会社の内部だけなら、「会社からの期待が、自分の適性に合っていない」、「上司の言っていることがコロコロ変わる」、「3年後、5年後の姿、キャリアがイメージできない」と、文句を言っていれば済みます。また、不可抗力なので、文句を言うのが関の山だったりします。
でも、自分の人生ですし、ぼくの場合は、自分の裁量権をもって学問をやっているので、こういう考え方が大事だなって思って、やってます。

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