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もうすぐソンクラン!その経済効果は?

今年は4月13〜16日、タイの正月を体感しよう!

「もーいーくつねるとー♪」ということで、タイのお正月(ソンクラン)が間近に迫ってきました。

例年4月13(土)〜15日(月)ですが、今年はタイ政府が16日も祝日とし、4連休となりました。さて、ご存知の方も多いと思いますが、ソンクランと言えば、在タイ日本人の多くは、街中で水鉄砲やバケツで水を掛け合う“水かけ祭り”を思い浮かべるでしょう。

ところが、本来は違った意味合いがありました。

もともとは、新年のお祝いとして、期間中(昔は毎年変動)は家族が一堂に集り仏像をお清めしたり、年輩の家族に敬意を払う意味で軽く手に水をかけるという風習でした。

それが時代と共に移り変わり、1889年には国王ラマ5世が「4月1日(西暦)をタイのお正月とする」と宣言。その後、1940年からは西暦(グレゴリオ暦)にあわせて1月1日を正月としたそうです。つまり、現在のソンクランはあくまで旧正月という位置付け。

それでも、タイ人にとっては文化・風習としての“正月”がソンクランなのです。ちなみに、仏像に水をかけるといっても仏教の祭日ではありません。

今年はカオサンでの水掛けは禁止!

閑話休題。
最近は前述の通り、水鉄砲などで水を掛け合い一種の夏のイベントとなっています。家やコンビ二の前などあらゆる場所に、水の入ったドラム缶や桶が置かれ、道行く人に水をかけるのです。

また、今年は政府が禁止を呼びかけていますが、例年ピックアップトラックの積み荷部分に水の入ったドラム缶を載せ、車から水を大量に放水するといった日本では考えられない行為も行われます。

バンコクで盛り上がる場所は、サイアム、シーロム、カオサン界隈ですが、今年は国王の戴冠式(5月4日)に絡み、カオサンでは大々的な催しを中止するそうです。残念ですね。地方ではパタヤやチェンマイが多くの観光客で賑わいます。

ソンクラン観光収入は208億バーツ(約730億円)

タイ国政府観光庁によりますと、今年のソンクランは、昨年よりも旅行客が増加し、外国人観光客は約55万人(前年比8%増)で、観光収入は102億バーツ(同14増)を見込んでいるそうです。一方で、国内旅行客は311万人(同2.68%増)、観光収入は106億バーツ(同5.42%増)を見込んでいます。待望のソンクラン。

今年は、昔ながらの風習を体験するか、あるいは思いっきり水かけを楽しみか、寝正月を決め込むのも悪くはありませんね。

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北川宏|編集者

編集者。編集者。タイ+CLMV (カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム)の経済・ビジネスに強いです。日本で地方紙・経済誌の記者、月刊誌編集者を経て、タイ・バンコク在住。週刊情報誌の編集長。youtubeでWiSE TVというタイのニュースを日本語でタイ人解説者と配信してます。

【北川編集室】〜ASEANの現場からニュースをお届けします〜

タイ+CLMV (カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム)に強い編集者である北川が、現地取材をもとに地に足のついた解説記事を主観を込めてお届けいたします。 主にタイの政治・経済・ビジネスのほか、近隣諸国の最新情勢や日系企業のビジネス同行などをお伝えします。 ライフワー...
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