ちょっと前の話になりますが、所用があって２０１８年の秋に山梨県の清里にある「日本アメリカンフットボールの殿堂」に行ってきました。ここがどういうところなのかについては下記にて説明があります。

　愛知県から山梨県に行くのは意外と不便で、南アルプスがあるために、長野県まわりか静岡県まわりで行くことになります。そして鉄道にするかマイカーで行くかで迷いましたが、出張扱いで行くのと、目的地が山梨県というのは初めてで、景色を見てみたいので、鉄道で行くことにしました。
　名古屋駅を８時に出発する特急しなのに乗るのですが、なぜか指定席が満席。早めに駅に行って自由席を確保することもできたのですが、今回はグリーン車をとりました。もちろんグリーン券料金は自腹です。
　２時間ほどで塩尻に到着。指定席からいくつもの団体のグループが降りてきました。ここからどこかの山に登るのでしょうか、よくわかりません。ここで特急あずさに乗り換えです。この日は三連休の最終日なのでか、新宿行きあずさ号の指定席はほぼ売り切れ状態との案内がありました。私は自由席に空きを見つけて着席です。
　小淵沢で下車し、小海線に乗り換えです。事前にダイヤを調べておいたので、さほど待たずに列車に乗ります。幸い席を確保することができました。小海線は結構な勾配を昇っていきます。文字通り高原列車です。四つ目の清里駅で下車します。
　そこから殿堂のあるポールラッシュ記念館までは、地図では１キロほどのように見えますが、以前行かれた方から「ずっと上り坂」と言われていたので、無理をせずに駅前に１台だけ停まっていたタクシーに乗って目的地に向かいます。
　タクシーが進んでいく道は、事前情報どおりずっと上り坂で、ハイキングとか合宿とかならそれも一種のトレーニングですが、今回は出張なのでそれはナシです。実際タクシーの窓から見える景色は、夏の合宿の景色そのもので、ただただ苦しいだけの想い出がフラッシュバックしてきます。
　殿堂に到着しました。用事自体は程なく終えましたが、折角なので館内を見学します。