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所属委員会などの決定と過程 世話人会議とは? 市議会報告2

春日市議会議員の有村です。

委員会が決まりました。

市議会の中で、所属する委員会とその他役職などが決まりましたので、お知らせします。

有村はこれから4年間
常任委員会として
・総務企画委員会
特別委員会として
・広報特別委員会
に所属することになりました。

委員会とは?

春日市の広範囲の行政内容を、議会内でチェックや議論をする役割を、議員で分担をする為に、委員会が設置されます。分担することで、専門性の高い議論を求められていきます。

春日市議会では
・総務企画委員会
・子ども文教委員会
・市民共生委員会
の3つの常任委員会と
・広報特別委員会
の1つの特別委員会で構成されています。

委員会での発言などは基本的に記録(議事録や録音)が残されます。議員がどんな発言をし、どんなことに賛成反対をしたのか、議事録として残され、委員会内での議論や賛否の内容は、委員長報告として議会全体はもちろん、春日市の行政側(執行部)にも共有されます。

春日市議会の議会構成(委員会の所属)はこちらから確認できます。


市議会内の役職として、議長、副議長、その他組織での役職なども、委員会の所属などと並行して決められました。詳細はこちらを参考ください。


世話人会議とは?

選挙が終わり、市議会内が入れ替わりますので、必然的に、役職や委員会を決める必要があります。その話し合いをする場が「世話人会議」でした。

春日市議会では、「代表者会議」という、議長、副議長、会派の代表者による会議が行われ、多くの話し合いや決定が行われます。代表者会議では、議長が会議の進行運営を行います。

ですが選挙後なので、議長、副議長がまだ決まっておりません。その為、議長が決まるまでの間に行われるのが、「世話人会議」という会議です。

世話人会議とは?
会派の代表者のことを「世話人」と呼ぶので、世話人での会議。「代表者会議」と区別する為の名称だと推測しています。

各会派の世話人が集まり、議長、副議長をはじめ、委員会の所属や各委員長、副委員長、その他団体へ所属する議員を決めるための、話し合いなどが行われます。その際、議長や副議長の代わりに、座長という名前で会議の運営進行を、年長議員さんがされていました。

会議に出席できない??

世話人会議とは、「会派」に所属する議員の「代表者」だけで行う会議です。その為、「会派」に所属しない議員は参加することができません。これは春日市議会が「会派制」という制度を採用している為です。ルールということです。


会派とは?

会派とは、ある程度の政治的な思考などか共通する議員が集まって作る、春日市議会の中でのチーム、のような存在です。
春日市議会では、会派は2人以上から組むことができます。
春日市議会では
・公明党(4人)
・創政会(3人)
・春陽会(2人)
・翔春会(2人)
・春令会(2人)
・さんかく春日(2人)
の6会派ができました。6会派で15名。春日市議会の議員総数は20名ですので、残りの5名はそれぞれ「会派に属しない議員」として扱われます。

有村は、「会派に属しない議員」となりました。

この「会派」を作るのか、所属するのか、誰と組むのか、その届出を5/1までに、議会事務局に提出する必要がありました。

投開票があった4/23、その翌日4/24に当選証書授与式がありました。なので、1週間以内で、誰と会派を組むのか、それとも組まないのか、決める必要があり、その為には多くの情報収集と、議員さん達との話し合いが必要になりました。

選挙後の作業、選挙事務所の片付け、それと並行しての「会派」組む組まない問題と、選挙後の1週間はとても忙しく過ごすことになりました。

なぜ「会派」が重要なのか?

なぜ会派が重要なのかというと、会派に属しているかどうかで、話し合いや決定の場に参加できるのか参加できないのか、が決まってくるからです。
世話人会議には会派の代表者、だけが参加できます。その為、会派に属しない議員は、そもそも会議に参加することができない仕組みになっているのです。

傍聴を許可された?

正式な決定は議会にて、選挙や議案として決定されますが、世話人会議では仮ですが、議長や副議長をはじめ、多くの大事なことが決定されていきます。そしてそれは基本的に4年間の任期中変わらないのです。
なので、選挙後の最初に行われる「世話人会議」がとても重要なのです。
そこに参加できないのが「会派に属しない議員」ですが、大事な話し合いや決定をする場なので、「傍聴を求める」ことになります。傍聴とは会議での発言はできないが、会議を聞くことはできる、ということです。
傍聴の要望は世話人会議の最初に「傍聴希望の議員がいるが、傍聴を許可しますか?」という感じで世話人会議内で許可されて、ようやく傍聴できることになります。
もし傍聴を許可されなかったとしたら、会議の内容について全部が事後報告になります。

同じ選挙で当選した議員であっても、会派に属するかどうかで、会議に参加できるかどうか、傍聴を許可する側とされる側に分かれる、そういう現状があります。

「選挙には通ったのに、議会内の話し合いや決定の場に参加できないのかー!しかも許可されるってなんか変!おかしなルール!」と私も思いましたし、ぜひ多くの人にもそう思って欲しいです。そしてそれを変える為の声を一緒にあげてほしいです。


世話人会議での仮で決まったことが、臨時議会で正式に決定される。

世話人会議や、その他、裏でいろいろ調整した仮の決定が、5/11.12の臨時議会にて正式に議長副議長の選挙や、委員会の構成などが正式に決定されました。

臨時議会や本会議では、基本的には台本通り進められていく、議事録や正式な記録や決定として残していく場所、と感じました。


議会の仕組みや、おかしなルール、暗黙の了解、そんなことと伝えていけたらと思います。

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選挙後の振り返り動画をアップしました!
こちらでは、
有村はどんな選挙をやろうとしたのか?
選挙後忙しかった話
開票に時間がかかるのはなぜ?
そんなことを話しました♪

また報告します!
#有村ひろし #春日市議会 #れいわ新選組

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