若いときは、異性にモテたいという動機で、外見を磨いたり、努力して自分の能力を磨いたり、笑いをいかに取るか必死に考えたり。

僕もそんな感じだったかもしれません、外見は普通なので、もうちょっと良く見せようと努力したり、優しい自分を演出してモテようとしたり（笑）。社会人になったら、仕事ができる自分というのが良いのだと勝手に思い込み、必死に努力したりもしました。

努力の甲斐あって、仕事はできるようになりましたが、イケてる自分がいいはずだ、そうすれば人から好かれる。そう、心の何処かで思いこんでましたね。稼げるようになってくると、そのオーラが出るのか、ちょくちょく女性にモテるようになります。

でもね、全ての人がそうだったとは思いませんが、優秀な僕を好きになってくれてるだけなんですよね。僕なんて、弱点もたくさんあるし、でもそれをひた隠して、良い自分を演出する。そして、僕は弱点を見せたら、嫌われると信じ込んでいました。

運よく結婚できて、子供も授かって、子供とともに成長するということを学びました。いろんな家庭、特にいろんなの状況なんかも間接的に聞きました。そんな中で、あぁみんな結構僕と似た思考してるのかもなと気づいた。その理由は、美人の奥さん方は稼いでそうな男性と結婚してる。親は、必死に自分の子供の幸せだけを考える。

みんな、誰かに好かれたいんだな
自分がかわいいんだな

これはある意味、本来の自分に自信がない事の現れかもしれません。

僕は人よりもかなり多くの苦難を経験しました。その経験が教えてくれたのは、

• 他人からどう思われるかより、自分が自分をどう思うか

• 自分から能動的に、他人を愛すること

簡単に言うと、自分カワイイ！の執着を手放しました。するとね、不思議なんですけど、この人と仲良くなりたいな！と思う人とどんどん友だちになれるようになってきました。

執着 or プライドと言っても良いかもしれませんが、その多くは、自分の可能性を封じ込める傾向にあります。そんなもん取っ払って、あなたが幸せな人生を歩めることを応援したい。そんな事を考える昼下がりです。