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足すと引く。 サプリメントと砂糖

一人暮らしとなってから長い。医食同源という言葉に象徴される様に健康は食からであり人は食べたものからできている。栄養が足りているか。そう考え普段の身体の調子、体の痛みやだるさなどから何が足らないのか、どんな栄養が足らないのか、を考えサプリメントを摂ることをたまに気をつけていた。(一人で何でもやることになるまでは食についてさほど考えてこなかった。)これは足らないものを補うことだから「足す」という発想。これに対して逆の「引く」という発想がむしろ大切ではないかと考え始めたのはここ1年ぐらいだろうか。つまり、身体に入れてはいけないもの、余計なものを出来るだけ摂らない。身体に悪いものを極力食べない様に心がける。こちらの方がむしろ「足す」よりも大切だ。最たる例が砂糖。脱砂糖の好影響は測り知れない。身体にとって良いことづくめだ。特に、副腎が弱い反面筋金入りの甘党だった自分には脱砂糖は決断するには時間がかかった。何度も挫折している。多分これからも大なり小なり挫折するなり中断することがあるだろう。でもくじけず諦めず腐らずに七転び八起きするつもりでやっていくしかない。砂糖だけではない。調味料としての油も重要だ。グルテンも同じく。どこまで真面目に厳密にやっていくかは逆にどれだけ続けられるかにかかっているのでゆっくり気長にやっていこう。「引く」という考えを重んじながら。
ところで、サプリメントを摂る際にいつも思うのだが普通の食事とサプリメントは何が違うのか。普通の食事は口に入れて噛み飲み込んでから胃で消化し腸で吸収する。サプリメントは口に入れた後は飲み込み胃をスルーして腸で吸収することだけを期待して調合されているのだと考える。そこが普通の食事とサプリメントの違いだ。食べ物に限らず何かを吸収するとき咀嚼が必要だ。口の中で咀嚼し胃で消化する。この機能と働きをスルーして端折っているのがサプリメントだ。この差がどの様な影響を体に及ぼすかは医者でもなければその道の専門家でもないので分からないがサプリメントに期待するのはある程度限定しておくのが無難だ。あくまでサプリメント、すなわち、補足であり付け足しだ。


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