【カウントダウン9】2020年5月17日のブログ(四回目)

おはようございまーす。日曜日がきました。このブログも4回目です。

勢いで書いた先週のブログにどう落とし前をつけていけば良いのか…とても長く憂鬱な一週間でした。

「なーんだ、ただのメンヘラ男がコロナにテンパってるだけじゃん」とこの文章に見切りをつけられた方が大半でしょうね。
まあでも、ここから先は、それでもついてきてくれる包容力のある方々。僕も頑張るのでみなさんも頑張ってください。。。よろしくお願いします。。
さて、そんなみなさんにお伝えしたいことがあります。


僕はもうこの世にいません。




嘘です。(メンヘラ)

ごめんなさい。ふざけました。アイドリングです。包容力のある皆さんに甘えました。
本当にいなければ一世一代のベストセラー作品ですが、そんなドラマチックな話はありません。

・・・あー、書くって、書き続けるって、馬力がいるんですね。
うーー、よし!始めよう。

前回のブログで、より一層今の自分の立ち位置を知ってもらいました。
大きな壁に取り囲まれてます。
正直、しんどい。ずっと耐えてる。耐えることが戦うことだと思って。
でもまあ、そんなことは違う形でみんな体験してること。みんな戦ってる。
・・・そうですよね??
そんな中、外からコロナがやってきました。

「え?何?何なの?遠くで砲音がめっちゃ聞こえるんだけどこっちまで来る?
この壁、守ってくれるかな。
いや、もしかしたらこの壁を壊してくれる?でも外に出たらもっと大変な目にあうんじゃない?
一生、この壁の中で大人しく生きていこうと決めたところなのに。なんなんだよー!
・・・ちょっと待った。もしかしたら、あれは味方かもしれない。」
「なにバカなこと言ってるんだ!あんなに沢山の人達が次々に倒れていってるじゃないか。」
「(お前は誰だ?)そうなんだけど・・・世界がどんどん変わっていくのを感じる。僕が大嫌いだったこの世界が。この壁の中でじっとしてれば、そのうち綺麗な世の中が待ってるかもしれない。そうだ、じっとしていよう、この壁に守ってもらおう!(バーン!!壁に砲弾が当たる音)危ない!ああ、壁にひびが・・・あれ?なんだ。壁の中になにかいるぞ・・・これは一体どういうことだ…?」
・・・はい、『進撃の巨人』ですね。

じっと外の様子を双眼鏡で観察してます。
このコロナが自分のところまでくるのか、それともいつものように通り過ぎていくのか。

話が一旦逸れます。
僕は1980年に母の実家の佐賀で生まれ、福岡で育ちました。
これまで生きてきた40年間のうち、自分の中での大きなニュースといえば、1995年の阪神大震災(死者数約6500人)、地下鉄サリン事件(死者数14人、負傷者数約6300人)、2001年のアメリカ同時多発テロ(死者数約3000人)、2011年の東日本大震災(死者・行方不明者約18000人)ですね。

どれもとても大きなニュース。でも自分には関係なかった。
テレビを消せば何てことない、いつもの日常だった。


時代とともにメディアが発達し、事件が起きるたびに色んな声が大きくなっていった。
目を瞑って耳をふさげばいつも通り春はやってきた。

東日本大震災が起きたとき、地面が揺れて体で感じた。
いよいよ、きたか!と思った。原発がメルトダウンを起こしたとき、いよいよ見えない敵がくる!と構えた。

でも静かに遠ざかっていった。
ニュースはどんどん大きくなるのに、自分はそこから切り離されていくような感じがした。これで良いのか悩んだ。


311のあと、遠ざかっていく敵を追いかけるように変な行動をしてみた。
買い物をするときは必ずお札を出す。そのときに受け取ったお釣りを全部募金箱に入れる。これを一年間続ける。
次第にレジで募金箱を探すのが癖になった。
年間で募金した金額は、ざっと1日500円×350日=175,000円といったところだと思う。
東日本大震災で僕が獲得した痛みはこの程度だ。そんなものは二週間働けば回復する。いってみれば無傷。

一年間は震災のことを忘れないようにしたいと思った。
でも世間は、実際のところ、あのことは早く忘れた方が良いと。そして追い立てるかのように経済が走り始めた。
(2012年12月アベノミクス)

そして2020年コロナ。

ついにくるのか、それともまた去っていくのか。
双眼鏡でじっと見ている。

・・・今週はここまで。今週のタイトル【西加奈子の『i』を意識したブログ】に変更します。
また来週~。それまでみなさんお元気で。油断しちゃダメですよ!

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