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アドリア海の漁師小屋に泊まるのですが……

毎週水曜日はジジイの休養日です。65歳まではフルタイムで働いてきましたが、以降は「2働1休」、つまりは「2日働いて1日休む」という働き方をしております。今回のイタリア旅でも、こんなペースで旅行していくつもりです。

ということで、イタリア旅の出発5日前なので、今朝は眼科受診から始まりました。緑内障の治療中ですが、本日の眼圧は右12、左13。点眼薬をさしてなんとか正常範囲となっておりました。ほっ。ちなみに眼科は二子玉川のクリニック。「美人すぎる眼科医」と評判の先生です。https://d-eyeclinic-futako.jp/clinic_info/chair.html

昨夕は、今回のイタリア旅の計画段階から何かとお世話になった旅の師匠・深井教雄さまへのご挨拶。

イタリア渡航歴数十回の深井先輩

深井先輩は、ラジオ業界で長く仕事をされている方で、現在は、TOKYOFMグループの番組配信会社ミュージックバードのプロデューサーです。そうそう、エフエム世田谷の社長だったこともある、ラジオ業界の重鎮です。

この深井さん、前世はイタリア人だったらしく、「レオナルド・プロフォンド」というイタリアンネームもお持ちです。イタリアへの渡航歴も数十回。日本のイタリア広報業界では大変に有名な方で、この11月10日には、大阪梅田の阪急百貨店梅田本店の「イタリアフェア2023」のトークイベントではMCをされるほどです。https://website.hankyu-dept.co.jp/honten/h/italia/

そんな強者のお力添えもあり、11月5日から訪ねるナポリでは、深井さんのネットワークでおさえていただいたアパルトメントに滞在する予定です。ナポリの中心のさらに中心地・ピアッツァデルジェズ Piazza del Gesuにほど近い築200年の建物とか。感謝するばかりです。

ナポリで泊まるアパルトメント

と、おおよその旅の計画は順調なのですが、そこはイタリア。ものすごく不安な訪問先もあるのです。それが、冒頭に掲げた海の写真。はい、海に飛び出ているのは魚を捕る装置と漁師小屋で、アドリア海(イタリア半島の東側)に面した南イタリア・プーリア(長靴のかかとのほう)では「トラブッコ」と呼ばれているものなのです。はい、この漁師小屋「アル トラブッコ ダ ミミ」に泊まる予定なのです。https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g194848-d1319698-Reviews-Al_Trabucco_Da_Mimi-Peschici_Province_of_Foggia_Puglia.html#REVIEWS

問題はここへのアクセスです。ローマから高速列車フレッチャロッサで、南イタリアの玄関口・フォッジャまで3時間ちょい。そのフォッジャからは、私鉄に乗り換えて約2時間半。さらにその終点からバスに30分ほど乗るのですが、その最寄りのバス停からも2.9km! 徒歩にして約45分というところです。日本でいえば、三陸海岸か、伊豆半島の奥下田という雰囲気です。

都内のルートでいえば地下鉄有楽町線の江戸川橋から、半蔵門線の九段下駅まで歩くとちょうど2.9km。しかも、コロコロバゲージ18kgも引きずっています。なので、漁師小屋に迎えの手配を頼んでみたのですが、帰ってきたメールはこんなニュアンスでした。「ごめん。人手不足で迎えに行けないのよ。ワリいけど、タクシー紹介してやっからよ。そこに電話してや」と、ドライバーのチェルラーレ(携帯電話)の番号が戻ってきたのです。さて、この先、どうなるか。次回へ続きます。


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