顧准と会計 陳敏之 1984年7月
これは顧准の『会計原理』が知識出版社から刊行されるにあたって、『読書』という雑誌に陳敏之が寄稿した「顧准と会計」と題した文章の一部である。1984年7期 pp.130-136 著者陳敏之(1920-2009)は顧准(1915-1974)の弟。ここでは、文革開始以降についての記述が注目されるのでその部分を訳出した。注目は、北京に戻る前、強制労働の状況にあって、顧准がなお日々猛烈に学習した様子、1972年に奇跡的に陳敏之と顧准との連絡が回復したこと、1973年末から彼が、かねて