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大事にしたい。

今日、仕事終わりに夕食を取り、店から出ると

「夏の匂い」

がした。

田舎育ちの特権というか、昔から季節の匂いがわかってしまう。

夏の匂いは言葉で表現すると

「空気が自分の肌を撫でた後に何かを塗っていく感覚」

「呼吸をしたときに少し気持ち良い香ばしさを感じる」

そんなだ(笑)

匂いじゃないやん!!とつっこみが来そうだが、匂いは別に花だけで感じるものではないし、体の6感すべてでかんじるものだとおもう。

今日はそんな記念すべき夏の始まりの日だからか分からない。が

忌野清志郎の声が聴きたくなった。

私は22歳で、確か中学校1年生あたりの時に忌野清志郎はあの世に行った。

今でも覚えている。テレビのニュースから聞こえてきた清志郎の歌声。

その、訃報を伝えるニュースで私は忌野清志郎を知った。

家から車で30分あるTUTAYAにCDをレンタルしに行った。

アルバムを、ずっと聞いていた。当然同年代にはわからなかったがそんなことはどうでもよかった。とにかくずっと聞いていた。

トランジスタラジオがお気に入りで、作り方も調べたりした。

なんか、かっこよかったなあ・・・。

今聞くとまた少し意味合いが変わって聞こえてくる清志郎の言葉。

何かを必死に伝えようとしていたのだなと感じる。

物質的な豊かさではなく、心の豊かさを

経済に支配された生き方ではなく、自分のできる範囲の幸せを

過剰なモノはいらない。

持て余すから。

いくらあってもいいものは

つながりと、愛と、幸せ。


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