RTAinJapanWinter2022でFFXの解説をした話


皆様、初めまして。
落雷避けが好きな一般人で、ヒロシゲと申します。
落雷避けを使ったルートでFFXのAny%やったり、
七曜の武器完全開放のRTAをやってたりする
ただの一般人です。

今回はタイトルの通り、
ふぃすさんの隣で9時間しゃべる機会を頂けたので
それについての話を
つらつらと書いていきたいと思います。


1.解説に手を挙げたきっかけ

そもそもの話、
自分はただただFFXを
やりこむのが好きな一般人でした。
具体的にはこんな感じのことを淡々とする人

2022年2月ごろからCSRを知って、
そこから落雷避けを使ったバハムートルートで
記録を詰めていたわけですが、
4,5月くらいには
既に自分しか日本人走者が居なくなってた…

そこにすい星のごとく現れたのが
ふぃすさんだったという訳です。

このツイート見た時の興奮はひとしおでしたね。
よもやRTAinJapanを知るきっかけになった方が
新規走者として追走してくれるという喜びよ。

最初の頃はアドバイスっぽいことも
ちょっとだけしてましたが、
乱数追跡のツールもあっという間にマスターされて、
逆に使い方を教えてもらうという…フィスサンマジデパナイ

そんなこんなで月日は流れ、RiJの当落発表日

9月時点でふぃすさんは
既に世界2位になっていましたので、
これは当然採用されるだろうなぁと思っていました。

自分にとってのターニングポイントは
その数時間後のツイート

ということでこれ見た後すぐにDMで凸しました。
(解説応募RTA記録5分)

それにしても右側のヤツ、保身に走りすぎである

乱数調整のツールを使える人間は
この時点で日本には2人だけだったので、
「しゃべりはともかく、
ツールの操作の手伝いとかできますよ?」みたいな
ニュアンスでお声掛けをしました。
自分よりうまくしゃべる人はたくさんいるからね。
黒子として頑張ろう!と思っていました。

結果は皆様ご存じのとおりです。


2.懸念点

皆様もご承知の通り、
昨年のFFXはとあるミームが広まっていました。
この存在、私個人の意見をはっきりと述べておきますと…

嫌いです。

理由は3点だけサラっと述べておきます。

  1. 原作にない設定捏造

  2. ミームによって始められた方の反応を見て

  3. SGDQのジャパニーズリストリームでの荒れ具合

各項目の要点を話しておくと、
1.ホモ設定の捏造→自分が下ネタが嫌いだし、そも続編で妻帯者
2.シンは~の伸びたツイートを見て、ルカでのあの場面が濁った
3.TPOを弁えられない方が裏であーだこーだ言ってたのを見た
詳しい話は以下でしますが、
以上の理由であのミームが嫌いです。
詳細は以下のリンクより

嫌いとは言いましたが、
ミームネタが好きな人がいるのも事実。
そこに関しては個人の自由なので、
とやかく言うつもりはないです。
(なおTwitterで散々お気持ち表明している模様)
因みに解説資料の一節をここに添付します。

走者に迷惑をかけてはいけない(事後)

今回の小節の題目である懸念点要点の3番目と繋がります。

結論から言うと、場違いなチャットが流れるのが問題。
そもそもRiJのチャットルールを逸脱しているし、
あの動画を擦って
ファイナルファンタジーXを貶していないと言えるのか?
あの動画が伸びたことで
ゲームの売上は確かに上がったんだろうが、
チャリティーイベントの場で出しても
良いミームだと思うのであれば、
是非ともイベントに応募してください。
楽しみにしています。

閑話休題

視聴する人数が人数なので、
絶対的に出ないとは思っていませんでしたが、
解説の立場として、
どうすれば少なく出来るかが個人的な正念場でした。

FFXが好きな身としては、
ストーリーを知らずに
ミームを使っている層を少なくしたい

RTAをしている身としては、
ミーム云々よりも
走者であるふぃすさんが凄いことを伝えたい

今回はAny%ということで
否応なしにストーリーを追うことが出来るので、
前者は適宜解説を挟みつつ見てもらうことにしました。
後者は言わば学会発表的な雰囲気を醸し出すことで、
少しでも抑制できるのではないかと思い至りました。

そこからふぃすさんと
台本作りながら本番までに頑張ってきました。
(ただ個人的な振り返りとしては
ふぃすさんがほぼセリフ台本を作っていた気がします…モウチョットヤクニタチタカッタ…)


3.RiJ会場であったこと

徐々に徐々に本番が近づいてくるにあたり、
RTAinJapanの会場である
"note place"に入り浸ることで
会場の空気に慣れておこうとしました。
(因みに2日目からワイプに半袖のTシャツのやつが映っていたら自分です)

会場では色々な方とお話しさせて頂き、
名刺バトルもこなしつつ、名刺配りもしつつ、
100枚ほど刷った名刺も20枚を切るほどになりました。

またお会いした皆様から
「FFX楽しみにしています!」
という応援の声を多く頂きました。
中にはヒロシゲさんに
怒られないか心配でしたという方も居ました。
チャウネン…オレガオコルノハTPOワキマエナイヤツナノヨ…
(かいのかせきさん、
いつも告知ツイート楽しみにしております!)

こういった他ジャンルのRTA走者さん達と
会話をさせて頂く機会は、
自分が所属しているtwitchチーム”売名軍”の
皆さんとの呑み会以来でとても楽しい空間でした。
その上で、そういった皆様からも
楽しみにしてもらっていると聞いたので、
より一層気を引き締めて本番に臨まねばという気持ちになりました。

RiJの会場に着くまでは
本番一週間前を切っているにも関わらず、
正直ふわふわした感じでしたが、
上記の体験で気が引き締まりました。

※以下名刺バトルの末に頂いた名刺(計55枚)の写真

正直夢のような時間でした。
あの人実在するの!?みたいな。

そんなこんなしつつ、ふぃすさんとも二日目に初顔合わせ。

面と向かってお話ししながら、
良い雰囲気で本番に臨めるようにと努めました。


個人的に一番印象に残ったのは、
以前FFXを走られていた方とお話しできたことです。
その方のお話を聞いていたら、
今回はミームの件もあるので、
見る予定ではなかったということでした。
ですが、事前に私がその方と
お話をすることが出来たおかげで、
「ヒロシゲさんなら安心して観れる」と言って頂けて、
実際に本番でも後ろでずっと見守ってくださいました。
ねーろさん、本当にありがとうございました!!!!!!


4.本番前後に気を付けたこと

本番前に気を付けたこと
本番前に事前にNGワードを
通知することが出来るので、
昨今のご時世とかを考えて、
ふぃすさんとこんな会話をしていました。

結果的に通知したのはこの3点。

動画開始直後に言っていた誹謗中傷に関しては、
ワッカの設定捏造及びシーモアに対する注意喚起というのが正しかったり…

会場到着後に気を付けたこと
また今回はAny%かつEST10時間なので
一番懸念されるのはお手洗い。
ということで会場到着後に
いの一番に確認したのはお手洗いの場所。
扉を開けて個数を確認して
すぐに立ち去る怪しい行動を取っていました。
(ちょうど立ち会った方はすみませんでした)

また会場内は無料で
レッドブル及び水が飲むことが出来たので、
水分問題も31日の当日は大丈夫だなと思いました!(フラグ)

初めてふぃすさんとお会いした日は
控室にあるPCへのセットアップされるとのことで
それに立ち会い、ツールの動作確認をしたり、
雑談兼ねてゲームプレイをしながら確認したり、
どういった画面配置で
本番に臨むかを確認したりしていました。
(ふぃすさんとやり方違ったので
画面配置の確認はマジで重要だった…)

とまあ26日時点で確認したのは以上でした。

ただふと思い立ったのが以下の二点。
1.走者が座る椅子硬そう(小並感)
2.タブレット借りられるって話だったよな…?

ということで本番前に
スタッフの方に確認をしておきました。
最悪、座り心地のよさげな椅子が
借りられない場合は自分の車に乗っけてる
ジェルクッションを持って行って
ふぃすさんに使ってもらう予定でした。
(解説者の仕事は
走者に最高パフォーマンスをしてもらうためのお手伝い
というのを見ていたので、
盤外戦術みたいな話だけど必要かなと思った形)
とはいえ結局、
配信管理されてる方が使ってた椅子を
使わせて頂けたので、
ジェルクッション君の出番はありませんでした。

タブレットは完全に自分用。
スマホでも台本見れるけど、
画面ちっちゃいから
10時間コレは厳しい気もすると思い、
事前に開示された解説者向け資料の
QAに書いてあった情報を元に相談。
了承を頂いたので、本番で使用させて頂きました。
(ワイプでしょっちゅう変なとこ
向いてるのはタブレットの台本読んでた)

本番前に気を付けたこと
喉を酷使するのは確定だったので、
手元に用意していたのはこれ。
龍角散ダイレクトマジですごいほんとに助かった。
(ビーカネルでフェードアウトした時に摂取してた)

そしてフラグ回収として、本番前に会場に置いてあったの水が枯渇してた…
なので軽食も含めて用意しました。

体内時計の調整は事前に済ませていたので、
前日に朝2時間・昼2時間寝て本番に臨みました。
(緊張で寝付けなかったんや…orz)

本番中の気を付けたことはふぃすさんとの座談会で話しています。


5.反省点

やりきった安堵感から忘れがちになってしまいますが、
自分のやらかしは以下の3点だと思っています。

  1. 咄嗟の会話構成が下手

  2. 言葉の意味をちゃんと調べてない

  3. 台本を書くのが遅い

①ちょくちょく台本に乗っていない
雑談をしていたんですが、
見返してみると自己嫌悪に陥る程度には
会話構成が下手だなと。
”三段論法”とか”5W2H”とか、
頭に入れておくだけでも
話が分かりやすくなる理論はあっても、
咄嗟の会話でそれが使えないのが問題。
あとは変なやりこみ勢なので、
初見の視点が抜け落ちていたのもある。
(なにせ初プレイは4歳なもので…)

②ちょくちょく指摘するチャットが流れていました。
破顔とか時間遡行とかジュ=パゴタとか
時間が無かったってのは完全に言い訳なので、
言葉を知らないとか
勘違いっていうのは罪だな思う次第。

③一番のやらかしポイント。
資料を読み漁ることや
自分の記録を詰めることに勤しみすぎて、
一番やらないといけないことである
台本を作ることを怠ってしまった…
今まで台本を作ってこなかったので
ノウハウが無いというのもありました。

ふぃすさん、本当にご迷惑をおかけしました。
もうちょっとふぃすさんの負担を減らすような仕事をしたかったです。

終わったことをあーだこーだ言っても仕方ないので、
次にこのような機会があった際にはこの経験を糧にしたいところです。


6.感謝

大分長くなってしまいましたが、
この度、厄介お気持ちモンスターである自分が
解説に携わることを許可してくださった走者のふぃすさん。

RTAinJapanを運営されているスタッフの皆様。
深夜帯にも関わらず十数人態勢で
チャット監視をされていた多くの皆様。
RTAinJapanの会場で現地観戦をしてくださった皆様。
そして長時間のRTAをご視聴してくださった皆々様。
本当にありがとうございました!!

解説として皆様と一緒に
RTAinJapanを盛り上げる一端を担えたこと、
本当に嬉しく思います。
貴重な体験をさせて頂けて本当に幸せでした。

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