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仕事とお金の関係

みなさんは初めてお給料をもらった時のことを覚えていますか?アルバイトを始めたり社会人になった時、誰もが給料をもらった経験はあると思います。初任給で今まで育ててくれた両親にプレゼントをあげるという話はよく聞きますが、私自身のことを振り返った時、あまり初めてのお給料の記憶がありません。。。おそらく大学生の時にアルバイトでもらった給料が最初だったと思いますが、両親にプレゼントした記憶はありません。。。

話が一気に現在に飛びますが、先月からちょっとしたお小遣い稼ぎをはじめました。前にも少しnoteに書きましたがLancersとCrowdWorksいうサイトに登録してみて、いくつかの案件を請け負うことができました。

そして、先日クライアントからはじめて報酬を頂きました。3,000円という金額だったのですが、案件の対応が終わった時、そして報酬が銀行口座に振り込まれた時、今までにないくらい嬉しい気持ちになりました。大げさではなくスキップしたくなるくらいの感情を抱きました。20年以上サラリーマンをしているので、3,000円という金額自体はうれしいとかの気持ちは特になかったのですが、「仕事に対する対価としてお金をもらうこと」をはじめて意識したかもしれません。

サラリーマンを長年やっていると給料をもらえて当たり前という感情になります。だからこそ仕事が嫌になったり給料が少ないという不満も出てきます。

元々私は仕事をするのが嫌いです。そして今まで給料のことを意識したことがありませんでした。なぜなら「お金のために仕事をする」と思った瞬間、「仕事をしない」という選択をしてしまいそうだからです。お金はもちろん必要ですし、無いと生きていけないのは分かっているのですが、仕事をする目的を「お金を稼ぐ」ことに意識を集中すると仕事に対するモチベーションが一気に下がってしまうのです。私が特殊な考え方をしているのだと思いますが、だから今まで給料交渉などもしたことがありませんでした。

では何のために仕事をしているかというと、「誰かの役に立つため」に仕事をしてきました。私はサラリーマンなので「会社のため」「社長のため」という意識です。カッコつけてる感じですが、こういう気持ちがあったからこそ、今までサラリーマンを続けてこれたと思います。そうでなければ既にニートになっていたと思います。実際に20代後半に半年以上、ニートをしていたので・・・。

もちろん今までの職場環境(特に人)にも恵まれたのだと思います。5回転職をしているので色々な特徴がある社長、社員と一緒に働いてきましたが、どの会社も「誰かの役に立ちたい」という気持ちにさせてくれた環境だったことは言うまでもありません。だからこそ今まで「お金」を意識せずに働いてきました。

そして今回、はじめて「お金」を頂くために案件を請け負いました。そして、「お金を稼ぐこと」の大変さやありがたみが分かった気がしました。では、なぜ今回「お金」を意識したのか?それは恐らく、クライアントの顔が見えないからだと思っています。案件の内容がLINEやチャット上でのやり取りしか無いため、クライアントがどのような人か?なぜこの案件を依頼しているか?などがわかりづらく、目先の「お金」しか意識できなかったからだと思いました。そして、はじめて「お金」を強く意識することになったので、口座に振り込まれた時に今までにない嬉しい感情につながったのだと思います。

誰もが当てはまる考え方ではないかもしれないですが、改めて今までの仕事(職場)の環境に恵まれていたことに感謝しています。そして、お金を頂くことのありがたさをこの歳になって知ったので、これからは本業でもLancersなどの案件でも今まで以上に周りの環境やクライアントに対して丁寧に対応していきたいと強く思いました。

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