ここ数日研究していたエクストラのHANDについての報告記事です。結論から言うと、実戦的なデッキではなかったので、ネタデッキや読み物として楽しんでいただければと思います。

構想

マチス→アカネ（７枚ドロー）→アカネ→ホラーハウスGX（実質１ターンスキップ）→１ドロー→マチス→アカネ→アカネ
で合計２９枚ドローできるし、HAND組めるのでは！？
サーチャーや時のパズルでアカネを回収できるエクストラなら組めそう！
というところからスタート

実際に回してみた

実際に組んで回してみたところ、山は掘り尽くせるが、どうしても３５枚足りないという結果となった。
そこで、なぜ足りないのか計算してみることにした。

３５枚の壁

HANDの完成盤面に必要なカードとしては、
サイド６枚
場１枚…アンノーン
手札３５枚
トラッシュ１２枚…
バトルコンプレッサー１（アカネを落とす用）
アカネ４（常にトラッシュにあるアカネ）
アカネ４（実際に打つアカネ。サーチャー・時のパズルが代わりに落ちることになる。初回アカネを素引きのアカネにすることで３になる場合あり）
マチス２
ポケモン回収サイクロン１（ワザを打ったゲンミミとエネルギーを回収する用）
の合計５４枚が必要なカードとなる。
つまり、必要札以外に使えるカード（必要札を集めるのに使えるカード）は

たったの６枚

なのである。
例えば、
ジラーチEXを場に出してサポートを持ってきただけで１枚
ハイパーボールでポケモンを持ってくると３枚（タマタマでカバー可能）
枠を消費してしまう。

他の課題としては、最初に言った通り「マチス・アカネコンボ」で引ける枚数は２９枚だが、コンボ中に使うマチス・アカネ・ポケモン回収サイクロン・アンノーンで手札が合計８枚減るため、コンボ開始時もしくはコンボ中に１４枚他に手札を用意する必要がある。

手札を増やす手段としては、
コンボ前
・リーリエやアカネでドロー
コンボ中
・はかせのてがみ（＋１）
・バトルコンプレッサーでタマタマを落とす（＋２）
等がある。
しかしこれらも、使用すれば６枚の枠を使うため、かなり厳しい条件だ。

アカネがサイド落ちした場合の話もしたいところではあるが、ここまでの話で、すでに現実的でないことが分かって貰えたと思う。

精錬作業

前述のことを踏まえてできたのが、こちら

回し方のポイントは、不必要なカードを絶対に使わないこと。
必要札と６枚枠を分けてトラッシュ管理するとやりやすい。
サイド落ち確認は入念に！

感想・結論

回してみると、案外回るもの（体感５割以上）である。（回せるようになるまで時間はかかった。）
ただ、都合のいい一人回しのみの検証なので、デッキを知っている人や、実戦環境のオカルトマニア、オーロット、ダストダス等に勝てるとは思わなかった。以上が結論である。

最後まで読んでいただきありがとうございました！