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愛しの玲里の物語pt.2 -2010- 僕と音楽と(42)

2009年11月24日、玲里LIVE at 恵比寿天窓switch

 5ヶ月ぶりに、僕らの玲里が帰ってきた!

show started 20:20

 openingは、勿論この曲、"FAKE" piano弾き語りver.

 5ヶ月の創作活動は、玲里の歌い方も少し変えたよう。
 もしかしたら、ほんの少し喉が本調子でなかったのかもしれないし、
 久々のライブに緊張していたのかもしれないけど。

 彼女のffにとても個性があることは何度か書いたけど、今夜の"FAKE"は、ppの表現力が格段に変わった。

 流れるようなスキャットも。

 続いては、"キャンディ"。

 ここ数ヶ月の間に産まれ落ちた新しい曲たちは、ほんの少しcomposerの玲里を、singerとしての玲里よりも先を歩かせ始めたようだ。

 それは、この後のお約束の新曲3曲が、
いずれもこれまでの玲里の曲達とも違った顔をしていたことでもわかる。

 内省的な、"UNIVERSE"。
 変拍子の魅力的な、"十九夜"
 アコギに持ちかえて、"ねぇ"
 玲里の心の中で響く音達は、彼女一人の弾き語りでは表現しきれない広がりを持っていて、それが留まることなく広がり続けている。

 来るべき彼女のアルバムは、Liveとは異なった、Sgt.Peppersになることだろう。

 この後、難波さんをpianoに迎えて、"ジュリー"と、"JOY"を。

 "JOY"では、なんだか感極まってしまったよう。

show ended 21:00

 お帰りなさい、玲里。

 また数歩、前に進んで。

set-list

FAKE
キャンディ
UNIVERSE(new)
十九夜(new)
ねぇ(new)a.g.
ジュリーw.難波弘之
JOYw.難波弘之

2009年12月16日、玲里LIVE at 四谷天窓.comfort again

 今年は、ここ.comfortで出逢った玲里に始まり、ここ.comfortでの玲里に終わると言ってよい。

show started 20:50

 先日の復活ライブは、やはりかなり緊張していたようで、
 今夜は、すっかりいつもの玲里を取り戻して、今年のライブ納めに相応しい素敵な仕上がりのライブだった。

 intro.は、お約束の、玲里5歳の音源。
これが一番良かったと言うのはマズイだろうが、いつか、アルバムに収録したっていいくらい。

 これを、おきまりの"FAKE"へ繋げるのは、ちょっと無理があったかも(笑)

 恵比寿で披露した、達郎を感じさせる変拍子の、"十九夜"、そして、"ねぇ"も、とても落ち着いて。

 お約束の新曲の一曲目は、玲里のレパートリーでも、最もpopな、"Here Tonight"。

 続いてもう一つの新曲、"こんな暗い夜だから"。

 玲里が、今年書いた中でも、最も大切な曲、"Miss Beautiful World"。

 そして最後の新曲は、Rockなpianoの、"侵蝕"。

 最後は、もちろん、"JOY"の歌い納め。

show ended 21:40

 ありがとう玲里。
 あなたに逢えて、今年はとても幸せだったよ。

set-list

ママがサンタにキスをした(by 玲里 5 years old)
FAKE
十九夜
ねぇ(g.)
Here Tonight(g.)(new)
こんな暗い夜だから(g.)(new)
Miss Beautiful World
侵蝕(new)
JOY

2010年1月7日、玲里band LIVE at 吉祥寺STAR PINE's CAFE

 今年のライブ初めは、待ちかねた玲里と愉快な仲間たち!

show started 21:00

 しんしゅんしゃんそんしょー、だそうで、鉄壁の10曲!!

set-list

FAKE
HALO
プロローグ
TOYLAND(g.)
ねぇ(g.)
(member紹介)
爆音(g.)
Ms.BEAUTIFUL WORLD
侵蝕
(MC)
HAPPY ORDINARY DAY〜キャンディ
JOY(g.)

 openingの、"FAKE"から"HALO"、"プロローグ"、guitarに持ちかえての、"TOYLAND"までは、怒涛のband version!
 そして、新曲の、"ねぇ"、をbandで初披露すると、これも見事に初めてその全貌を。

 爆音、のintro.で、まるで達郎のようにカッコよくmember紹介!

 band soundだとやや押され気味になる玲里のp.p.も、ほどよくon気味になったOASYS側のmicで、今日一番の歌声で、"Ms.BEAUTIFUL WORLD"!

 そして、「Rockなpianoを聴かせるぜ!」と、"侵蝕"を。

 そしてそして、ここに持ってきました、"HAPPY ORDINARY DAY"に、"キャンディ"体操を!

 あっけにとられて写真撮れず(爆)

 最後はもちろん、"JOY"!

show ended 22:00

 お年玉ももらって、今宵は最高に幸せな一夜になりました。

2010年2月11日、玲里 LIVE at 四谷天窓.comfort

 Whitney Houstonのスーパーアリーナの終演が18:55

 走る、走る
 高田馬場に着いたのが19:45
 走る・・堀部安兵衛か・・って通じるかな?

show started 19:55

 openingから、ほんとに久し振りに"FAKE"が外れた!
 幸いなことに、体操抜きの"キャンディー"から(笑)

 今日は、玲里の歌う歌詞が、よく聴き取れる。
 少し歌い方、変わったかな?

 新曲は、"KISS & FLY"
 確かにそう聞こえたけど、"KISS & CRY"のことだよなと、思ったが、カンヌの空港に、"KISS & FLY"とあるんだそう。たしかにお洒落。
 この曲は、最初のMelodyからして、玲里のYumingオマージュだな。途中、70'sの達郎っぽいところも。
僕なら、これでデビューシングルは決まりだな!

 "UNIVERSE"に続いて、"十九夜"もとってもpopだし、キューティプログレの玲里は、そろそろ卒業かな。

 g.弾き語りは、こちらも"HERE TONIGHT"と、"ねぇ"で、"爆音"は無し。
セトリ、考えるって言ってたものね。

 "キスをあげる"で、難波さんより、難波さんタッチのpianoを!

 "侵蝕"は、目下、お気に入りらしい。

 最後は、"JOY"で、裏切りなしでした。

show ended 20:45

 来月のTrioは、とっても聴きたいけれど、今度ばかりは、ヘリコプターでも無理だなぁ・・

set-list

キャンディー
KISS & FLY (new)
UNIVERSE
十九夜
HERE TONIGHT (g.)
ねぇ (g.)
キスをあげる
侵蝕
JOY

2010年4月13日、玲里 LIVE at 恵比寿天窓.switch again

 玲里が、昨秋カムバックを果たした恵比寿の天窓.switchに戻って来た!

show started 20:20

 オープニングには、定番の「FAKE」が戻り、吉良さんのアコギと二人。
 吉良さんのカッティングが小気味よく、僕は、この「FAKE」が一番好きかもしれない。
最後のハイトーンは、まだ今ひとつかも(笑)

 続いては、僕が2ヶ月ぶりに復帰するので、僕のために、「KISS & FLY」
若き日のユーミンや達郎の曲を思い起こさせるけど、なぜだか達郎がユーミンに捧げた「YUMING」という曲を思い出してしまった。

 ギターの弾き語りは、新曲の「太陽の笑顔」から。この曲も、これから姿を変えて行くんだけろうな。

 「ジュリー」、は手拍子付きで。
 もう一曲弾き語りで、「HERE TONIGHT」

 ピアノに戻ると、再び吉良さんのアコギと二人で、「Ms. BEAUTIFUL WORLD」。
去年、この場所で聴いたこの曲。
僕は、玲里の生んだ曲たちの中で、この曲が一番好きかもしれない。

 彼女が付けたタイトルの意味は違うのだろうけど、「Ms. BEAUTIFUL WORLD」は、玲里自身にこそ相応しいと思うのだ。

 「侵蝕」でのロック・ビアノと吉良さんのカッティングは、この夜の白眉!

 最後はもちろん「JOY」のコーラス!

show ended 21:05

 イルミネーションの綺麗だった恵比寿の街にも、春がやってきた夜だった。

 思ったほど短くはなかった玲里のショートカット。

set-list

FAKE(w.吉良知彦)
KISS & FLY(w.吉良知彦)
太陽の笑顔(g.)
ジュリー(g.)
HERE TONIGHT(g.)
Ms. BEAUTIFUL WORLD(w.吉良知彦)
侵蝕(w.吉良知彦)
JOY(w.吉良知彦)

2010年5月10日、玲里 & The band LIVE at 吉祥寺スタパ

 吉祥寺までたどり着けなければ諦めようと思ったが、あの音が飛び出せば、やっぱり来てよかったと。

show started 21:30

 いったい何の曲から始まったのかというFAKEから始まった"FAKE"。
 どこまで進化を遂げるのか。というより、同じ演奏など聴かせたくないのだ、このメンバーは、きっと(笑)

 "KISS & FLY"、コーラス部の特徴的なメロディを楽しんでいるのは、玲里以上に、4人のオジサンたちかもね。

 今夜は、ロックなピアノだけではない、"侵蝕"。
 ギターの咆哮と、KORGの唸りも。
 玲里、そんなに暴れたら、OASYSが壊れるって!(笑)

 玲里がアコギを持つと、吉良さんもマンドリンの親のようなBouzoukiという楽器に持ち替えて、"太陽の笑顔"。

 "ねぇ"はバンドのグルーヴに乗ると、メロディが泳いでいって気持ち好い。

 "Ms. BEAUTIFUL WORLD"辺りから、バンドの音量で、自身のボーカルのモニタがちょっと辛そう。

 そして今宵は大暴れすると予告したとおり、"HAPPY ORDINARY DAY"では、キースニャンバと、Rayli Emersonが登場して、"Nutrocker"を合図に、メンバー紹介しながら大ブギー大会。

 難波さんにOASYSを任せた、ロン毛の玲里のアコギのストローク姿で、"JOY"を聴いていると、どうしたって達郎の若き姿を思い出してしまうのだ(笑)。

show ended 22:25

set-list

FAKE
KISS & FLY
侵蝕
太陽の笑顔(g.)
ねぇ(g.)
Ms. BEAUTIFUL WORLD
HAPPY ORDINARY DAY
JOY

2010年6月8日、玲里 with 吉良知彦 Live at 恵比寿 四谷天窓.switch again

show started 21:10

 今日は、吉良さんのdouble neck acoustic guitarに支えられて、始まった"FAKE"。
そして僕のための、"KISS & FLY"。

 玲里の歌い方は、また少し変わったよう。
 bandでの千変万化も魅力だけれど、玲里の歌声を楽しむには、soloか、今夜のような強力な助っ人に支えられて、安心して歌に専念できるのが、いいのかもしれない。

 幾分抑え気味の歌い方で、声がコロコロとひっくり返る。
 いや、よくコントロールして、ひっくり返して歌う声は、ゾクッと、色気さえ感じさせるのだ。

 玲里もアコギを持って、新曲の"いま愛してる"。いかにも生まれたての初々しい曲だ。

 そして、聴き逃した僕のために(笑)、"同じ星、同じ風"。
 優しい玲里。

 玲里もアコギを替えて、吉良さんは、例のBouzoukiに持ち替えて、"太陽の笑顔"。

 この音色は、ホント聴き入ってしまう音色だね。

 そして、"Ms. BEAUTIFUL WORLD"。
 恵比寿の、この店で聴くと、どうしても昨年の復帰ライブを思い出してしまう。
 それは玲里も同じようだ。

 最後は、もはや定番と化した"JOY"の客席とのハーモニー。

show ended 21:50

 ちょっと、忙しくなりそうだけど、来月のsolo liveの頃には、また、聴けるようになっているといいな。

set-list

FAKE
KISS & FLY
いま愛してる(g.)
同じ星、同じ風(g.)
太陽の笑顔(g.)
Ms. BEAUTIFUL WORLD
JOY

2010年7月23日、玲里 Live @ 高田馬場四谷天窓.comfort in Summer

 今宵は金曜日、一路、高田馬場へ走る!

show started 21:05

 openingは、大好きな、僕の「KISS & FLY」から!
 だったけど、玲里は楽屋で完全に溶けてしまっていたよう(笑)

 というよりも、この曲は大好きだけど、いつものように挿むか、むしろ「JOY」に替わるendingが似合いそうだ。

 「キャンディー」からは、しっかり持ちなおして、懐かしい「UNIVERS」、そして、珍しい「禁断の華」。

 guitarに持ち替えて「ジュリー」。

 そして、新曲の「トゥルリ☆ライア」は、絶品だった。

 最近の玲里が書く曲は、一皮剥けたようにpopなメロディを操るようになった。

ブレイク前夜、暑い夏になりそうだ。

show ended 21:50

 夏に負けず、仕事に、遊びに、頑張りましょう!玲里もね! 

set-list

KISS & FLY
キャンディー
UNIVERS
禁断の華
ジュリー(g.)
トゥルリ☆ライア(g.)(new)
MISS BEAUTIFUL WORLD
JOY

2010年8月10日、玲里 Live at 恵比寿天窓.switch 夏の陣

 六本木での社用が終わったのが20:30。
 恵比寿天窓はガーデンプレイスの外れなのだが、滑り込みセーフ。

show started 21:10

 今日は大丈夫「FAKE」から。
 というより、今日一番の出来の歌唱かな。
 様々に姿を変えた「FAKE」だけど、完成型に近づいた必然か、歌の方の表現力がまた一段、素晴らしい域に踏み込んだ気がする。

 こうなると、待望の来月はツーマンのバンドライブだが、バンドサウンドももちろんだが、
あの強者揃いのレイリーバンドには、MG'sのような、ひたすら歌手玲里の歌声を支えるような演奏も、期待してみたいのだ。

 久しぶりの「NEVER EVER」。
 こういう曲も書けるところが、玲里は凄い。

 「太陽の笑顔」は、後で変なチューニングをしていたけど、半音下げていたのかな・・?
 いずれにしても、この曲の前半は、アルペジオギターとも相まって、まるでDonovanあたりを彷彿とさせる、また一味違った表現の世界を繰り広げるのだが、曲の後半部は、玲里フォルテの世界に戻るので、このあたりさらに違った玲里ワールドの可能性を秘めているように思う。

 「トゥルリ☆ライア」は、文句なしに、9月のバンドサウンドで、今一番聴いてみたい曲だ。

 お馴染み「ミスビ」。
多少トチッても動じなくなったのは、エライ。

 お馴染みの「JOY」も、「FAKE」同様に、豊かな歌唱になったなぁと思います。

show ended 21:55

夜遊びも、これにて夏休みと致します。

set-list

FAKE
KISS AND FLY
NEVER EVER
太陽の笑顔
今、愛してる
トゥルリ☆ライア
MISS BEAUTIFUL WORLD
JOY

本日の一曲
玲里「いちご色の人生

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