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ローリング・ココナッツ・レビュー -1977- 僕と音楽と(22)

 1977年3月、Jackson Browne、待望の初来日。
 1972に、地味ながらも佳曲のいっぱい詰まったアルバム、Saturate Before Usingでデビュー。
 1973には、イーグルスが大ヒットさせる「Take It Easy」から始まる名作アルバムFor Everymanをリリース、メロディハウスでジャケ買いした。
 そして1974年には、あの不朽の傑作アルバム「Late For The Sky」で僕等を虜にした。
 1976には、これも名作「The Pretender」をリリースし、正に待望の来日に、僕は3/16、18、20日と3日間、脚を運んだ。

01.Take it Easy
02.The Fuse
03.Rock Me on the Water
04.Fountain of Sorrow
05.For Everyman
06.Late for the Sky
07.The Only Child
08.Doctor My Eyes
09.These Days
10.For a Dancer
11.Cocaine
12.Here Come Those Tears Again
13.Sleep's Dark and Silent Gate
14.Walking Slow
15.Before the Deluge
16.The Pretender
17.Do You Wanna Dance
18.Redneck Friend
19.Sweet Little Sixteen

 Jackson Browneほど、「青春の」という言葉が似合う人はいないと思う。今でも。

 そして月が明けた4月8日、9日、10日と、3日間4ステージ、晴海の国際見本市会場(今でいう幕張メッセや有明ビッグサイトの走り)に、
当時の僕にとっては夢のようなメンバーが出演する大イベントが催された。

 勿論、Jackson Browneも参加し、あのJohn David Southerと一緒に、Crosby & Nashの曲を歌ったりした。

Warren Zevonやイルカも参加したが、2018年には当時の録音が復刻され、
以下のアーティストが収録されている。

ボブ・イングラム、エストレラ、オデッタ、エリック・アンダースン、ジョン・セバスチャン、フレッド・ニール、テリー・リード、ダニー・オキーフ、ミミ・ファリーニャ、カントリー・ジョー・マクドナルド、ポール・ウィンター、ピーター・チャイルズ、ヴィンス・マーティン、ステーヴ・ジレット、ピーター・ローワン、ルイジアナ・レッド、ロニー・マック、スタッフ、豊田勇造、泉谷しげる&CHAR、中川五郎、南佳孝withブレッド&バター、久保田麻琴と夕焼け楽団with細野晴臣、上田正樹、ラストショウ

 コンサートの主旨は、捕鯨反対というベネフィット・コンサートだったけど、そんなこと僕はお構い無しだった。
 僕らの世代は、給食で鯨の竜田揚げで育てられたし、小学生の時、仙台に住んでいた僕は、捕鯨のメッカ、金華山に何度も行った。
 クジラのベーコンは立派な御菜だったし、南極越冬隊からは冷凍したブロック肉を貰い、刺身は美味しかった。
 今でも時に機会があれば口にしてみるが、もう昔のように美味しい鯨はけっして食べられない。

本日の一曲
Jackson Browne「Late For The Sky

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