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私の研修の特徴



私の研修の目指すところ

Q:山崎洋実流のコミュニケーション研修で目指されているところはなんでしょうか。

組織内のコミュニケーション力を高める講座を提供しています。社内コミュニケーションというのは、一見「誰でもできている」と思われがちです。しかし、よく細かく見てみると、組織は異なる個性の集まりでもありコミュニケーションが「実はできているようでできていない」場合があります。

コミュニケーションは、事業運営、経営、実務の現場などなど、組織の全ての根幹となる部分であるものの、重要視されずそのままだといつのまにか「誤解」や「すれ違い」にまで発展していく恐れもあります。

人が2人以上集まれば何かしらのズレは起こります。当たり前です。異なる「個人」ですから。それは、親子であっても組織、企業、団体であっても変わりません。

私は研修を通してコミュニケーションの根幹となる思考を実践的な事例を用いて講義しています。アカデミックなことだけではなく、実用的な話をすることでコミュニケーションの本質を「体験」していただき、その力が身に着くことを目指しています。

Q:企業での多様性が尊重される時代において社内のコミュニケーションとはどうあるべきなのでしょうか。

企業研修をいくつか実施させていただいてお話の中でよく出てくるのは、「共通認識」の不足です。特に、成長企業にはよく見られる傾向ですね。
組織が小さい時は、ミッションに向かっているのでコミュニケーションを意識しなくても、いわゆる「あうん」の呼吸があります。しかし、徐々に大きくなるにつれて「伝わらない」部分が出てきます。
このように多様な個性が集まる組織においてこそ、コミュニケーションを体系的に身に付けることが重要です。感覚的な部分だけでは、伝わるものも伝わりません。

まずは、他者とのコミュニケーションとはどういう構造なのか、根本的な理解を深めることが重要でしょう。理解を深めるといっても、理屈や論理を覚えるのでは意味はあまりないので、「身をもって」体験・体感を通じて、体で「理解」することが大切です。


笑いの絶えない講演・研修

メモや資料がなくても「定着」する研修スタイル


Q実践的なコミュニケーション
研修を得意とされているようですが、具体的にはどのような研修方法なのでしょうか。

私は、2004年からコミュニケーションをテーマに集合研修を主に子育て世代に向けに「子どもや周囲とのコミュニケーション」から始めて、10年前からは、企業向けに研修を実施しています。

私の研修の特徴は、ノートを取らないことをお願いしている点です。これは、限られた時間の間、「話」に集中してもらうためです。コミュニケーションを学ぶためには、できるだけ多くの事例が必要です。メモや資料を追っていると、集中が散漫になりもったいないです。

2時間の講義中で、話のスピード・仕方・印象的な話し方(緩急)など独自の方法で身近な事例を提供します。視覚・聴覚など5感に訴える方法を用いているので、内容の定着がより進みやすいと思っています。これまでも、研修後の会話の中で、研修中に私が話したエピソードが出てくるとフィードバックをいただいたこともありました。

実際の出来事に近いエピソードを用いているので、研修を受けた本人が、似たようなシチュエーションに遭遇する可能性が高いはずです。比較的、再現性が高い研修内容になるようエピソードを厳選しています。研修は、受けた方に「残る」内容でないと意味がありませんから。

印象的なエピソードトーク

Q再現性が高い研修についてもう少し詳しく聞かせてください。

研修では、「松井のチャーハン」「相手のカプセル」などのようにキャッチ―で記憶に残りやすくおぼえやすいフレーズでエピソードを説明するようにしています。

たとえば、職場でAさんとBさんが仕事のやりかたで合わないと感じていたとします。研修のなかで出てきたエピソードが、互いに自分たちの境遇に合致すると感じ、研修後にAさんもBさんも「相手のカプセル」を思い出し、ギクシャクしていたんだな!と互いに理由がはっきりしたそうです。

関係性を「共通言語」で俯瞰することができるーーー再現性が高いというのは量だけでなくわかりやすいフレーズで「共通言語」化できる点が特徴だと思います。

資料やメモも大切ですが、頼りすぎてしまうと記憶には残りにくくなりますが、印象的な研修を受けると、同じシチュエーションに遭遇した際に、フラッシュバックのようによみがえるはずです。


組織づくり、人づくりをこれからも続けていきたい

Q山崎洋実流のコミュニケーション研修、今後どのような発展をお考えですか。

私の研修は実務のテクニカルなことをお伝えするものではありません。組織や団体のコミュニケーションという根幹的な「力」を鍛える普遍的な研修内容になっています。組織づくりや人づくりをこれからも続けていきたいと思っています。
特に、組織内のコミュニケーションに課題を感じられている場合や、コミュニケーションが日常的に取りずらいと感じられている場合には、一度私の研修を受けてほしいですね。しっかりと記憶に刻まれますから(笑)

また、副次的な効果になるかもしれませんが、研修後に印象的なエピソードが会話の中ででるようになるだけでも、組織内の新たな共通言語になり、人同士の結びつきを強めることも期待できる可能性もあります。

なお、私の研修ではエピソードの量が多いことから、何度聞いても刺さるポイントが変わるためか、同じ研修を毎年のように実施させていただいております。

私の研修では、コミュニケーションの根幹部分を鍛えることが目的なので、職位職種の垣根を超えて受けていただくことができると思います。これからも、より多くの企業や団体の方向けに組織の結束を高めるコミュニケーション研修を展開していきます!



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