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【日記#16】一方的な決めつけは仕方がないこと。だけど、、

生まれた瞬間からみな偏見は持っていると思う。

実際に見たことがないのに、他人から聞いた発言や自分よりも大人の発言により偏見が出来上がる。

池上彰の本で、面白い内容があった。

国それぞれの世界地図は他の国に対してどのような政治的位置づけをしているのかうかがえる。


韓国の地図では日本海という海ではなくトンへ(東海)という字になっていたり、
朝鮮半島(北朝鮮と韓国)の首都が韓国の地図だと、ソウルしかなく、北朝鮮の方はピョンヤンしか首都においていない。

そのように、国としての各国の見解がある。

その中で、一番印象に残ったのは、
ドイツの国で買ったドイツの子どもたちが見るような世界地図である。

そのドイツの世界地図は、その国々の特徴を表している絵が描かれているのだが、そこに書いてあった日本というものは、

「忍者、お相撲さん、きのこ雲、大仏」であった。

その地図を見たドイツの子供たちが「日本って忍者の国でしょー?」とか「昔戦時中に空爆を受けた国でしょ?」とか言われてしまうのかな。

それは本当に事実であるし、そういう国であるが、日本にはもっといい建物もあるし、日本といえば?というと答えは何通りにでもなる。

つまり、自分でいったことも見たこともないことに対して評価してしまうのは仕方がないことだけど、もったいないなって感じる。

子供は無垢であり、何も置かされていないものであるけど、成長するにつれてフィルターが出来上がり、偏見が生まれてくる。

偏見のままに生きていると、どんどん人の良いところも、悪いところも全部ゆがんで見えてしまう。

そうならない人になりたいし、子供が出来たらそうなってほしい。

まだ21歳だけど、これが大人になった最低基準の使命なのかなと思う。

自分で物事を考えて、周りと違った考えでも発信できること、
そしてその意見も受け入れられる心の広さを持った人
になりたいと思った。

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