手のひらの可能性

占いの代表格、生年月日からその人の星から鑑定するのが命術。
その人の思考や感情の傾向が把握できる。未来予想図が描けるという得られる結果は、似たり寄ったりです。(使う道具はもちろん、アプローチの方法は掘り下げると違うのですが、割愛)
しかし、私が手相で好きなところは、手相は変えられる、つまり未来は変えられるというところです。

私が学んだ手相学では、手相と潜在意識の関係性を教えられました。

顕在意識は、自分の思考や意志、欲求など、自覚して言語化できる領域。
潜在意識は、これまで経験してきたすべての記憶。言語化できないイメージや感情。

で、この潜在意識。覚醒している間は認識することができないので、表現することはできません。

それなのに、人間の脳の8〜9割を占めていると考えられています。

潜在意識の話になると、心理学などのより資格に関わる領域になるので、正直な気持ちとしては無責任に触りたくないのですが、潜在意識を把握するために、夢日記をつけたり、催眠を受けたり、瞑想をしたりします。

で、手相。

手相もその潜在意識を可視化する手段のひとつだと考えられています。

そして、左右の手は、右脳と左脳それぞれとリンクしていて、

手相で読み取る役割で言うと、

左手は持って生まれた資質が現れる、先天的な手相
右手は社会における生き方が現れる、後天的な手相

として捉えており、手相を観る時には必ず両手をみます。どちらも連携しながら、その人が暮らしていくからです。

手相が変わる理由はここにあります。
手相が読み取る未来は、今の状態の延長線上にあるものだからです。
人間の行動のベースになるのは、思考や感情。
それが変われば、未来が変わる。
だから、未来が変えられる。

未来だけでなく、過去を印すサインも同じように変わります。
過去の出来事に対する認識だって変わるのは、皆さん経験あるでしょう。
スゴく憎らしく思っていたことが、時間の経過だったり、何か別の出来事との掛け合わせだったりで、とてもポジティブなものに変化することがあります。
それが、新しい未来に自分を導く。

手相観として、手のひらを見せていただきながら、お話を伺って、よりより未来へのお手伝いをするのは、とてもよろこばしいことだなと思います。

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