柔らかい大福を食べながら、柔らかい心の扱い方を教わってきました(ICC講座レポ)

天海玉紀先生のインナーチャイルドカード集中講座の3日目実践編から、仲間に入れていただきました。

人それぞれ占術に求めるものは違いますが、私がインナーチャイルドカードを身につけようと思ったのは、クライアントを待てるセッションだと思ったから。

インナーチャイルドカードは逆位置のリーディング(※)はせず、会話の中で「逆」に相当する意味は自然と明らかになる。

と教えられ、セッションの軸に“会話”が存在していることを確認して、「あ、合ってた」って確信しました。
(※カードリーディングだと正位置逆位置があって、カードのポジネガをカードの向きで読むことがあります。ちなみに、私が使っているタロットカードはトートタロットなのですが、トートはトートでカードの向きでの逆位置はとりません。カードの意味のポジネガは別の方法で読みます。インナーチャイルドカードとは全然違って面白いですねー。余談。)

講座の内容としては、カードの意味をはじめ、カードとの関係の作り方は基礎編で済んでいて、実践編ではカードではなくクライアントとの関係の作り方が中心。教えていただいた数々は、正直ここでシェアするようなものではないし、占い師の鑑定自体の在り方を改めて考えるものでした。

占いを身につけるより先に、心理学(ビジネス文脈の掌握系だけでなくカウンセリング系も)に興味を持ちつまみ食いしてたことがあったり、手相観の講座でもゆきまる先生のカリキュラムにはラポールの形成の話などもあったので、玉紀先生のツイートを拝見して、この内容は行かねば!と滑り込んだのですが、大正解でした。

占いって、“ズバリ当たる!”というキャッチフレーズがステレオタイプとして存在しているような気がします。
「当てる」ということは、限定すること。確度が低そうなものを排除していって、選択肢を少なくすることで、選びやすいように助ける行為になります。

でも、インナーチャイルドカードのセッションって、まずは全部持っておくことを許すものだと思っています。
「あー、こんなのありましたか。こっちにはこんなのも!」みたいな(笑)
もちろん、無意識の中には直したい癖もたくさんあります。でも癖が日常化するには理由があって。全体のバランスをその人なりにとった結果が癖で、ときにそれが自分の嫌なことを引き起こしていることがある。
もちろん、最終的にはお片付けできるのが理想ですが、まずは、それに気がつくところから始めれば良いよねっていう。

部屋のお片付けに例えると、実は廣田は雑誌編集者時代、収納企画を毎月担当してた時期もあるのですが、事前に電話などでのやりとりを重ねてはいるものの初対面の方の家に訪問して、押し入れや冷蔵庫を見せてもらってたんですけど、これ、相当突っ込んだやりとりなんですよね。見るだけでも相当なのに、片付けお助け企画だと、モノを捨てたりし始める… 「これ、要るの?」って聞く方は客観視できているので、ドライに指摘できますが、捨てられる方は堪ったもんじゃありません。

このやりとりをどうやってやるか、やらないって選択肢だってある。それが、まず気が付くだけだって、大きな一歩だよ!ってことですね。
そんなことを教わりました。

合わせて、スプレッドも教えていただきました。
面白かったのが、4元素のコンディションを見る「Yellow Brick Road」のスプレッド。
大アルカナの19番、タロットだとSUNにあたるYellow Brick Roadを象徴カードとして据えて、Yellow Brick Roadを歩く「かかし=風・ブリキ男=水・ドロシー=火・ライオン=地」の4枚のカードを引きます。
私のカードは以下の通り。

ここでは解釈を単純化して数字で段階を読みますが、得意な火はガイド。風と水も安定感のあって楽しそうな3だったのが、 地は大アルカナでしかもシンデレラ(タロットだと月)。思うところがあり過ぎて(苦笑)、これは面白いスプレッドだ!とぜひどこかで使いたくなりました。新人ちゃんまつりでやろうかなぁ・・・(ポツリ)

今回の講座、転入生として参加させていただきましたが、本当に楽しかった。

講座では、参加者の方々との出会いも貴重です。
中でも、私に足りない土プロの八雲あかね先生には今回初めてお目にかかれたのですが、あかね先生の視座は、「はぁ、そうくるか…」「なるほどなぁ」と気付かされる部分が多く、一方的に学ばせていただきました。(風プロの玉紀先生の視座は、その深みやレベルの高さが、私にとっては大きな目標です)
また今回は、玉紀先生の算命学の講座で机を並べて来て、新人ちゃんまつりでも一緒に出演できることになった、私は勝手に“同期♡”と思っている紅谷柘榴先生がいたので、安心して伸び伸びとできました。
そして、おいしいいちご大福を差し入れしてくださったNさん。Nさんのほとばしるエネルギーと、最後に披露してくださった詩的な世界観に触れて、この本思い出しました。調舒星同士ですね。

皆さんに優しく迎え入れていただき、ありがとうございました。

玉紀先生による講座のレポートはこちら。


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